特許
J-GLOBAL ID:200903019051604154

同軸に配列されたシガレットを造るための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-331537
公開番号(公開出願番号):特開2000-253865
出願日: 1999年11月22日
公開日(公表日): 2000年09月19日
要約:
【要約】【課題】 同軸に配列されたシガレットを造るための方法および装置を提供すること【解決手段】 少なくとも一つの連続体2;19/37において、比較的高い密度を有する規則的な間隔をもって相前後している帯域の様式の頭部強化部68,69を形成する。内部連続体2を造るための製造装置および/又は被覆材連続体19/37を造りかつ内部連続体をこの被覆材連続体内に連続的に埋設するための連続体成形ユニット10が、連続体内の比較的密度が高くかつ規則的な間隔をもって相前後している帯域の様式の頭部強化部68,69を形成するための装置53,38を備えている
請求項(抜粋):
【請求項01】 内部連続体を造り、連続的に被覆材連続体で被覆し、この内部連続体と被覆材連続体とを同軸に配列されたシガレット連続体を形成するために被覆材テープで一緒にくるみ、この同軸に配列されたシガレット連続体から裁断周期をもって実施される裁断工程により順次一本分の或いは多数本分の、同軸に配列された連続体部分を裁断して行う様式の、同軸に配列されたシガレットを造るための方法において、少なくとも一つの連続体(2;19/37)において、比較的高い密度を有する規則的な間隔をもって相前後している帯域の様式の頭部強化部(68,69)を形成することを特徴とする方法。【請求項02】 内部連続体(2)内においても、被覆材連続体(19,37)内においても、比較的高い密度を有する帯域の様式の、規則的な間隔をもって相前後している頭部強化部(68;69)を形成すること、およびこの内部連続体の頭部強化部と被覆材連続体の頭部強化部を互いに同期させることを特徴とする請求項1に記載の方法。【請求項03】 内部連続体(2)および/又は被覆材連続体(19/37)の頭部強化部(68;69)の位置を検出すること、および検出された頭部強化部の位置が連続体方向で基準位置から所定の間隔(D1,D2)よりも大きく異なっている場合、後続して来る頭部強化部の位置を修正することを特徴とする請求項1或いは2に記載の方法。【請求項04】 同軸に配列されたシガレット連続体(1)の密度を測定すること、密度測定値から、頭部強化部(68;69)を形成する、比較的高い密度を有する帯域の長さを検出すること、および少なくとも一つの連続体(2;19/37)内の比較的高い密度を有する帯域の長さに依存して頭部強化部の位置を制御し、この比較的高い密度を有する帯域の所定の長さが同軸に配列されたシガレット連続体(1)内で維持されるように修正することを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の方法。【請求項05】 同軸に配列されたシガレット連続体(1)の密度を測定すること、密度測定値から頭部強化部(68;69)の参照点(71)に対する位置を検出すること、および同軸に配列されたシガレット連続体内の頭部強化部の位置に依存して連続体(2;19/37)の少なくとも一つの内における頭部強化部の形成を同軸に配列されたシガレット連続体の頭部強化部の所定の位置が維持されるように制御することを特徴とする請求項1から4までのいずれか一つに記載の方法。【請求項06】 参照点としてその都度の実際の裁断線(71)が設けられていること、或いは裁断線を形成する裁断周期運動が行われるように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の方法。【請求項07】 被覆材連続体(19/37)の一つの頭部強化部(69)を、同軸に配列された連続体部分(4)が連続体(1)から裁断される裁断線(71)に対する所定の一定した相関関係の下に形成すること、および他方の連続体(2)の頭部強化部(68)を連続体方向で可変な位置に位置決めすることを特徴とする請求項1から6までのいずれか一つに記載の方法。【請求項08】 内部連続体(2)の密度を、これを被覆材連続体(19/37)と統合する以前に測定すること、密度値から頭部強化部(68)を形成する比較的密度の高い帯域の参照点(7)に対する位置を検出すること、この頭部強化部の位置がその基準位置からの相違する場合修正信号を形成すること、および内部連続体(2)の頭部強化部(68)の位置を修正信号に依存してこの頭部強化部が被覆材連続体(19/37)の頭部強化部(69)と同期されるように修正することを特徴とする請求項1から7までのいずれか一つに記載の方法。【請求項09】 内部連続体(2)を、これを被覆材連続体(19/37)と統合する以前に記憶装置区間(9)を経て案内すること、および内部連続体の密度をこの記憶装置区間の端部において測定することを特徴とする請求項1から8までのいずれか一つに記載の方法。【請求項10】 連続体(2;19/37)の一つにおける頭部強化部(68,69)の位置のその基準位置からの差に依存して、この連続体(2;19/37)の少なくとも一つの内の比較的高い密度を有する相前後して来る部分の間隔を少なくとも時折その基準位置の再調節が行われるように変更することを特徴とする請求項3から9までのいずれか一つに記載の方法。【請求項11】 内部連続体を造るための製造装置、この内部連続体を移送するための装置、被覆材連続体を造り、この被覆材連続体内に内部連続体を連続的に埋設するための連続体成形ユニット、内部連続体と被覆材連続体とを共通の被覆材連続体テープ内にくるむためのガーニチュア装置、および同軸に配列されたシガレット連続体から一本分或いは多数本分の使用長さを有している同軸の連続体部分を裁断周期運動により裁断を行う裁断装置とを備えている様式の、同軸に配列されたシガレットを製造するための装置において、内部連続体(2)を造るための製造装置および/又は被覆材連続体(19/37)を造りかつ内部連続体をこの被覆材連続体内に連続的に埋設するための連続体成形ユニット(10)が、連続体内の比較的密度が高くかつ規則的な間隔をもって相前後している帯域の様式の頭部強化部(68,69)を形成するための装置(53,38)を備えていることを特徴とする装置。【請求項12】 内部連続体(2)を造るための製造装置(6)にも、被覆材連続体(19/37)を造りかつこの内部連続体を被覆材連続体内に埋設するための連続体成形ユニット(10)にも、内部連続体(2)および被覆材連続体(69)内の比較的密度の高い帯域の様式の頭部強化部(68,69)を形成するための少なくともそれぞれ一つの装置(53,38)が所属していること、および内部連続体(2)と被覆材連続体(19/37)の頭部強化部(68,69)を互いに同期させるための手段(61,74,75,76,58)が設けられていることを特徴とする請求項11に記載の装置。【請求項13】 内部連続体(2)および/または被覆材連続体(19/37)の頭部強化部(68)の位置を検出するための手段(74,75,77)が設けられていること、測定手段(74,75,77)に評価兼制御装置(67,76)が接続されていること、この評価兼制御装置(67,76)が連続体(2,19/37)の一つ内の頭部強化部(68,69)を形成するための装置(53,38)と少なくとも結合されていること、および評価兼制御装置(67,76)が頭部強化部の検出された位置の基準位置からの差に依存して基準位置が維持されるように頭部強化部を形成するための装置を制御するように構成されていることを特徴とする請求項11或いは12に記載の装置。【請求項14】 手段(77)として、同軸に配列されたシガレット連続体(1)の密度を検出するための密度測定手段(77)が設けられており、この密度測定手段が内部連続体(2)と被覆材連続体(19/37)の頭部強化部(68)の相互の位置の尺度として、頭部強化部を形成する比較的高い密度を有する帯域の長さを検出するように構成されていること、および評価兼制御装置(67,76)が頭部強化部の検出された長さの基準長さからの差に依存してこの基準長さが維持されるように頭部強化部(68,69)を形成するための装置(53,38)の少なくとも一つを制御するように構成されていることを特徴とする請求項13に記載の装置。【請求項15】 被覆材連続体(19/37)の頭部強化部(69)を形成するための装置(38)が裁断装置(46)に対して所定の一定した間隔で設けられており、かつ連続体(1)から同軸の連続体部分(4)を裁断するその裁断周期運動と同期するように構成されていることを特徴とする請求項11から14までのいずれか一つに記載の装置。【請求項16】 内部連続体(2)を被覆材連続体(19/37)に供給するための供給装置(9,12,16)に内部連続体(2)の頭部強化部(68)とこの頭部強化部を被覆材連続体と統合する以前の位置とを別個に検出するための測定手段(74,75)が設けられていること、この測定手段(74,75)が評価兼制御装置(67,76)と結合されていること、およびこの評価兼制御装置が頭部強化部の検出された位置の基準位置からの差に依存して内部連続体(2)の頭部強化部(68)をこの内部連続体が被覆材連続体(19/37)の頭部強化部(69)と同期するするようにして形成するための装置(53)を制御するように構成されていることを特徴とする請求項11から15までのいずれか一つに記載の装置。【請求項17】 内部連続体(2)を造るための製造装置(6)と被覆材連続体(19/37)を造りかつ内部連続体をこの被覆材連続体内に連続的に埋設するための連続体成形ユニット(10)との間に、記憶区間(9)が設けられていること、および内部連続体(2)の頭部強化部の密度と位置とを検出するための測定手段(74)がこの記憶区間の端部に設けられていることを特徴とする請求項11から16までのいずれか一つに記載の装置。【請求項18】 内部連続体(2)の記憶区間(9)がたるみ帯域を有していること、および内部連続体(2)の頭部強化部の密度と位置とを検出するための手段(74)がこのたるみ帯域の端部に設けられていることを特徴とする請求項17に記載の装置。【請求項19】 たるみ帯域(9)に内部連続体(2)の移送を制御する測定装置(11)が設けられており、この測定装置がたるみ帯域内での内部連続体のたるみを所定の限界値に維持するように構成されていることを特徴とする請求項17或いは18に記載の装置。【請求項20】 内部連続体(2)が側方である角度をもって、既に被覆材連続体の第一の部分を形成するたばこ層(19)が供給形成されるサクションベルト(22)の第一の帯域(21)内に案内されるように構成されていること、および被覆材連続体の第二の部分として他のたばこ層(37)が内部連続体(2)とたばこ層(19)にシャワー状に振りかけられる第二の帯域(34)が接続されていることを特徴とする請求項11から19までのいずれか一つに記載の装置。【請求項21】 頭部強化部(68、69)を形成するための装置として、比較的高い連続体密度を有する帯域を形成するための手段(56,57;38,39)を備えているトリマ装置(53,38)が設けられていることを特徴とする請求項11から20までのいずれか一つに記載の装置。
IPC (3件):
A24C 5/18 ,  A24C 5/34 ,  A24D 1/00
FI (3件):
A24C 5/18 ,  A24C 5/34 ,  A24D 1/00

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