特許
J-GLOBAL ID:200903019054214055
生物学的組織の検査のための光学技術
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡部 正夫 (外11名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-519119
公開番号(公開出願番号):特表平10-510626
出願日: 1995年12月04日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】入射口(101,103)及び検出口(107)の間に位置する組織(8)を検査する方法及びシステムが記載される。対象に可視又は赤外波長の電磁波を導入する光源(102,104)が設けられる。検出口は検出器(106)に光学的に結合し、検出器は検出回路(110)につながっている。入射口で導入される放射の強度は組織内に零位面(105)を規定するように選択される。検出口は零位面に相対的に位置付けられる。第1の入射口から対象の中に放射が導入され、組織内を進行した放射が検出される。検出回路は第1の検出放射に対応する第1の検出信号を保存する。第2の入射口から放射が導入され検出される。第2の検出放射に対応する第2の検出信号から第1の検出信号を差し引くことにより処理データが得られる。
請求項(抜粋):
対象となる生物学的組織の検査に有用なデータ信号を導出する分光学的方法であって、 組織内を進行する際に散乱及び吸収されるように選択された可視又は赤外波長の電磁放射源を少なくとも1つ設け、この放射源は少なくとも2つの入射口に光学的に結合しており、また検出器に光学的に結合した検出口を設け、この検出器は検出回路につながっており; 第1の入射口と第2の入射口を当該対象組織の選ばれた入射位置に対して定位させ; 各入射口について組織に導入させる放射の強度を選択し、この選択された放射強度が組織中に零位面を規定し; 上記零位面に対応して上記検出口を被検組織の選択された検出位置に対して定位させ、上記入射位置と検出位置とが対象となる一定の被検組織を規定し; 上記第1の入射口において第1の強度の放射を組織に導入し; 上記検出口において被検組織中を進行してきた上記第1の放射を検出し; 上記検出回路内に上記第1の検出放射に対応する第1の検出信号を保存し; 上記第2の入射口において第2の強度の放射を組織に導入し; 上記検出口において被検組織中を進行してきた上記第2の放射を検出し; 上記検出回路内に上記第2の検出放射に対応する第2の検出信号を保存し; 上記第2の検出信号から上記第1の検出信号を差し引くことによって上記一定の組織の性質に対応する処理データを得る、各工程からなることを特徴とする方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N 21/17 A
, A61B 10/00 E
引用特許:
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