特許
J-GLOBAL ID:200903019059980422

車両用ドアサッシュ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 覚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-214234
公開番号(公開出願番号):特開平10-035284
出願日: 1996年07月24日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 材料歩留率に優れた車両用ドアサッシュを形成する。【解決手段】 サッシュ型材1を、一定断面形態からなるサッシュインナ11と、幅の徐々に変化するフランジ部6を有するサッシュアウタ12と、からなるようにする。サッシュインナ11は、ガラスランチャンネルの取り付けられる溝部3を主体に形成されるものであり、ロール成形手段により一体的に形成される。サッシュアウタ12は、溝部3と背面合わせに形成されるものであって一定断面形態からなるリテーナ部5と、当該リテーナ部5の側壁65の一部を折り返すことによって形成されるものであって、その幅が徐々に変化するフランジ部6とからなる。上記溝部3の底面部33と上記リテーナ部5の底面部55とを溶接手段9にて接合するとともに、フランジ部6の端末部62をヘミング加工することによって、サッシュインナ11とサッシュアウタ12とを一体化する。
請求項(抜粋):
ガラスランチャンネルの収納される溝部と、当該溝部の背面側に設けられるものであって、その底面部が上記溝部の底面部と接合するように形成されるウェザストリップ保持用のリテーナ部と、これらリテーナ部及び溝部の側壁の間を連結するように形成されるものであってドア外板面の一部を形成するフランジ部と、からなる車両用ドアサッシュにおいて、上記溝部を主として形成するサッシュインナを、その長手方向に一定断面形態を有するようにするとともに、ロール成形手段にて成形し、一方、上記溝部の底面部にその底面部が接合されるリテーナ部及びドア外板面の一部をなすフランジ部からなるサッシュアウタを、一枚の金属片を基に形成されるものであって一定断面形態からなるリテーナ部と、当該リテーナ部の側壁を折返し成形することによって形成されるものであってその幅が徐々に変化するように形成されるフランジ部と、からなるようにし、これらサッシュインナ及びサッシュアウタの両部材を、上記溝部の底面部と上記リテーナ部の底面部とを溶接手段にて接合させるようにした構成からなることを特徴とする車両用ドアサッシュ。

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