特許
J-GLOBAL ID:200903019062852257

シールド機の発進方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-034614
公開番号(公開出願番号):特開2008-196260
出願日: 2007年02月15日
公開日(公表日): 2008年08月28日
要約:
【課題】立坑内からシールド機の発進させた後における本掘削への移行のための段取り替えを合理化する。【解決手段】立坑1内の底部にシールド機2の発進架台3を設置し、その後方にシールド機を押し出す推進ジャッキ4を設置し、それらの間に推進力伝達機構5を介装し、推進ジャッキによって推進力伝達機構を介してシールド機を前方に押し出して前進させて発進させる。推進ジャッキによりシールド機の最後部まで立坑外に押し出した時点でシールド機自体による初期掘進を開始する。本掘進に移行した後、推進ジャッキおよび推進力伝達機構を解体撤去するが、少なくとも推進力伝達機構の一部を残置して立坑底部に設置する作業床10として転用する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
トンネル施工に際してシールド機を立坑内から発進させるための方法であって、 立坑内の底部にシールド機を前進可能に支持する発進架台を設置するとともに、その後方にシールド機を押し出し可能な推進ジャッキを設置し、 発進架台により支持したシールド機をその後方から前記推進ジャッキによって前方に押し出して前進させるとともに、該推進ジャッキとシールド機との間に推進力伝達機構を介装しかつ該推進力伝達機構の押し出し方向の長さを順次大きくしていきつつ、該推進力伝達機構を介して推進ジャッキによる押し出し操作を繰り返してシールド機を順次前進させていき、 前記推進ジャッキにより前記推進力伝達機構を介してシールド機をほぼその最後部まで立坑外に押し出した後、 シールド機内においてセグメントを組み立てて該セグメントを前記推進力伝達機構の前方に設置し、シールド機が備えるシールドジャッキによって該セグメントを介して前記推進力伝達機構および前記推進ジャッキから反力をとってシールド機を発進させ、 セグメントと地盤との間の摩擦力により掘進反力を確保し得る位置まで掘進を行った後に、立坑内から推進ジャッキおよび推進力伝達機構を解体撤去するとともに、少なくとも推進力伝達機構の一部を残置して立坑底部に設置する作業床として転用することを特徴とするシールド機の発進方法。
IPC (1件):
E21D 9/06
FI (1件):
E21D9/06 301E
Fターム (6件):
2D054AC01 ,  2D054AD33 ,  2D054EA01 ,  2D054EA03 ,  2D054EA05 ,  2D054EA07
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (7件)
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