特許
J-GLOBAL ID:200903019076309122
中空複合繊維およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-207374
公開番号(公開出願番号):特開平6-033319
出願日: 1992年07月09日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【構成】 無機微粒子を含有するポリエステル系ポリマ-部を特定の繊維形成性ポリマ-部が完全に包囲した横断面形状を有し、かつ該ポリエステル系ポリマ-部と該繊維形成性ポリマ-部との間に環状の空隙のある中空複合繊維、ならびに該ポリエステル系ポリマ-を芯成分、該繊維形成性ポリマ-を鞘成分とする多芯芯鞘型複合繊維をアルカリ処理して複合繊維中のポリエステル系ポリマ-の一部を除去して製造する方法。【効果】 本発明の中空複合繊維は耐へたり性、吸水性、保温性、軽量性、柔軟性が優れ、膨らみのある良好な風合を有し、さらに光沢斑がない。また、かかる複合繊維は繊維化工程性、アルカリ処理工程性においてトラブルを生じることがなく、円滑に製造することができる。
請求項(抜粋):
無機微粒子を含有するポリエステル系ポリマ-部を、該ポリエステル系ポリマ-よりもアルカリ分解速度が遅いかまたはアルカリに分解しない繊維形成性ポリマ-部が完全に包囲した横断面形状を有し、ポリエステル系ポリマ-部と繊維形成性ポリマ-部との間に中空部が存在し、かつ芯が2個以上の多芯芯鞘型複合繊維であって、下記式(I)および式(II)を満足することを特徴とする中空複合繊維。 0.3×T≦B≦0.9×T (I) 20≦100-{B/(T-A)}×100<100 (II)上記式(I)および式(II)において、T: 中空部をも含めた複合繊維の横断面積A: 複合繊維の横断面積に占める繊維形成性ポリマ-部の面積B: 複合繊維の横断面積に占めるポリエステル系ポリマ-部の面積
IPC (8件):
D01F 8/14
, D01D 5/24
, D01D 5/253
, D01D 5/30
, D01D 5/34
, D01F 1/10
, D01F 6/92 301
, D06M 11/38
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