特許
J-GLOBAL ID:200903019076465671

光ファイバのブリルアンスペクトル測定方法、およびその方法を利用した装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-215718
公開番号(公開出願番号):特開2007-033183
出願日: 2005年07月26日
公開日(公表日): 2007年02月08日
要約:
【課題】BOTDAの距離分解能を向上させる。【解決手段】本発明では、第1のパルス光(パルス幅T)と第2のパルス光(パルス幅ΔT)から構成され、T >ΔTを満足し、かつ第1のパルス光の立ち下りから前記第2のパルス光の立ち上がりまでの遅延時間τが、0≦τ≦1/Δfbを満足する第1の光信号、および前記第1の光信号と同じ第1のパルス光と前記第1の光信号と振幅または位相が異なる第2のパルス光の組み合わせから構成され、T >ΔTかつ0≦τ≦1/Δfbを満たす第2の光信号を、第1の光として用いる。第1の光信号と第2の光信号に対する第2の光のパワーを測定し、第1の光信号に対する第2の光のパワーの測定結果と前記第2の光信号に対する第2の光のパワーの測定結果との差分を求める。【選択図】図10
請求項(抜粋):
第1の光と第2の光を、光ファイバ中を対向して伝搬させ、 前記第1の光と前記第2の光の周波数差Δfを、光ファイバのブリルアン周波数シフトの近傍で変化させ、 ブリルアン光増幅の効果により変化した、前記第2の光のパワーを、前記周波数差Δfの関数として測定する光ファイバのブリルアンスペクトル測定方法において、 光ファイバの自然ブリルアンスペクトル幅をΔfb、第1のパルス光のパルス幅をT、第2のパルス光のパルス幅をΔT、前記第1のパルス光の立ち下りから前記第2のパルス光の立ち上がりまでの遅延時間をτとし、 第1のパルス光と第2のパルス光から構成され、T >ΔTかつ0≦τ≦1/Δfbを満たす第1の光信号、および前記第1の光信号と同じ第1のパルス光と前記第1の光信号と異なる第2のパルス光の組み合わせから構成され、T >ΔTかつ0≦τ≦1/Δfbを満たす第2の光信号を、前記第1の光として生成する光信号ステップと、 前記第1の光信号に対する前記第2の光のパワーの測定結果と前記第2の光信号に対する前記第2の光のパワーの測定結果との差分または重み付き差分を求める信号処理ステップと を有する光ファイバのブリルアンスペクトル測定方法。
IPC (1件):
G01D 5/353
FI (1件):
G01D5/26 D
Fターム (6件):
2F103BA37 ,  2F103CA07 ,  2F103EB02 ,  2F103EB17 ,  2F103EC09 ,  2F103FA02

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