特許
J-GLOBAL ID:200903019081231670

股関節・体内人工装具のセラミック製のソケットインサートを検査する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-570553
公開番号(公開出願番号):特表2002-525569
出願日: 1999年09月07日
公開日(公表日): 2002年08月13日
要約:
【要約】股関節・体内人工装具は、現在では一般的にモジュール構造の機構から形成されている。大腿骨内にはピンを有する金属製のシャフトが定着され、該ピンには球面ヘッドが載着される。球面ヘッドは、ソケット又はソケットインサートに対して関節接合される。ソケットは直接大腿骨内にインプラントされるのに対して、ソケットインサートはまずソケットケーシング内に差し込まれ、次いでソケットケーシングが骨盤骨内に定着される。セラミック製のソケットインサート(8)の公知の過負荷検査、いわゆる耐力テストの場合の困難性は、テスト中に、股関節内にインプラントされたソケットケーシング内に挿入されているソケットインサート(8)の場合に支配するのと同じ応力状態が生ずるということにある。それ故本発明によれば、検査力(f)が、ソケットインサート(8)の内側の機能面の極(15)を対称的に取り囲む機能面(14)の所定の部分面(14A)を介してソケットインサート(8)内に導入され、かつ、同時にソケットインサート(8)の外表面の部分領域に支持力(F)に抗して作用する支持力(S)がかけられる。
請求項(抜粋):
股関節・体内人工装具のセラミック製のソケットインサートを検査する方法であって、球面ヘッドを、ソケットケーシングを用いて骨盤骨内に定着されたセラミック製のソケットインサートに対して関節接合し、検査装置内に設けられるソケットインサートの内側の球欠部、つまり球面ヘッドによって負荷される機能面に、予め規定された圧力をかけ、これにより、ソケットインサート内で発生する応力を、生理学的な負荷ケースにおいて発生する応力よりも規定のファクタだけ高める形式のものにおいて、検査力を、ソケットインサートの内側の機能面の極を対称的に取り囲む機能面の所定の部分面を介して、ソケットインサート内に導入し、かつ、同時にソケットインサートの外表面の部分領域に、検査力に抗して作用する支持力をかけることを特徴とする、股関節・体内人工装具のセラミック製のソケットインサートを検査する方法。
IPC (3件):
G01N 3/08 ,  G01N 3/10 ,  A61F 2/32
FI (3件):
G01N 3/08 ,  G01N 3/10 ,  A61F 2/32
Fターム (8件):
2G061AA02 ,  2G061AB01 ,  2G061CA05 ,  2G061CB01 ,  2G061DA01 ,  4C097AA04 ,  4C097BB10 ,  4C097DD06

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