特許
J-GLOBAL ID:200903019084089620
光学素子及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
山下 昭彦
, 岸本 達人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-370056
公開番号(公開出願番号):特開2006-209098
出願日: 2005年12月22日
公開日(公表日): 2006年08月10日
要約:
【課題】屈折率異方性層に配向性を付与する配向性付与層と屈折率異方性層との間での密着性を高めるとともに各層の耐久性を向上させることができる光学素子を提供する。【解決手段】光学素子10は、透明基材11上に積層された配向性付与層12と、配向性付与層12上に積層された屈折率異方性層13とを備えている。屈折率異方性層13は、重合性の液晶材料を含む液晶性組成物を硬化(重合)させることにより形成された液晶層からなっている。屈折率異方性層13は、当該屈折率異方性層13のうち配向性付与層12に近い側に位置する部分の硬化度が、配向性付与層12から遠い側に位置する部分の硬化度に比べて大きくなるよう、当該屈折率異方性層13の硬化度が厚さ方向に関して所定の勾配を持って単調に変化している。また、屈折率異方性層13の平均硬化度は90%以上であることが好ましい。【選択図】図1
請求項(抜粋):
透明基材と、
前記透明基材上に積層された配向性付与層と、
前記配向性付与層上に積層され、前記配向性付与層の配向規制力により配向性が付与された屈折率異方性層とを備え、
前記配向性付与層は、光配向法により前記配向規制力を発現させることが可能な配向膜用組成物から形成された配向膜からなり、
前記屈折率異方性層は、重合性の液晶材料を含む液晶性組成物を硬化させることにより形成された液晶層からなり、前記屈折率異方性層のうち前記配向性付与層に近い側に位置する部分の硬化度が、前記配向性付与層から遠い側に位置する部分の硬化度に比べて大きくなるよう、前記屈折率異方性層の硬化度が厚さ方向に関して所定の勾配を持って単調に変化していることを特徴とする光学素子。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
2H049BA06
, 2H049BA42
, 2H049BC02
, 2H049BC04
, 2H049BC05
, 2H049BC09
, 2H049BC22
引用特許:
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