特許
J-GLOBAL ID:200903019084178053
無限減速比変速機の変速制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-277248
公開番号(公開出願番号):特開平7-133858
出願日: 1993年11月08日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】 無段変速機と遊星歯車機構とを組み合わせた無限減速比変速機の変速制御装置において、第1の目的は、円滑な伝達モード切換制御を達成すると共に車両の後進時に伝達モード切換のフェイルセーフを実現すること。第2の目的は、コスト的に有利で確実な作動により、第1の目的を達成すること。【構成】 第1の構成は、無段変速機出力回転数がトルク分割クラッチ入力回転数より高い場合はトルク分割クラッチのみを締結し、無段変速機出力回転数がトルク分割クラッチ入力回転数より低い場合は直結クラッチのみを締結し、かつ、ユニット出力回転方向が後進方向である時はトルク分割クラッチの締結を保持し直結クラッチの締結を禁止する伝達モード切換制御手段nを設けた。第2の構成は、伝達モード切換制御手段nを、ピトー圧を信号圧として作動する伝達モード切換制御弁とした。
請求項(抜粋):
ユニット入力軸に接続された無段変速機および減速機と、無段変速機出力軸にサンギアが接続され、減速機出力軸にキャリアが接続され、ユニット出力軸にリングギアが接続された遊星歯車機構と、ユニット入力軸から遊星歯車機構のキャリアへの伝達経路の途中に設けられたトルク分割クラッチと、遊星歯車機構のサンギアからユニット出力軸への伝達経路の途中に設けられた直結クラッチと、前記無段変速機出力軸の回転数を検出する無段変速機出力回転数検出手段と、前記トルク分割クラッチの入力回転数を検出するトルク分割クラッチ入力回転数検出手段と、前記ユニット出力軸の回転方向を検出するユニット出力回転方向検出手段と、無段変速機出力回転数がトルク分割クラッチ入力回転数より高い場合はトルク分割クラッチのみを締結し、無段変速機出力回転数がトルク分割クラッチ入力回転数より低い場合は直結クラッチのみを締結し、かつ、ユニット出力回転方向が後進方向である時はトルク分割クラッチの締結を保持し直結クラッチの締結を禁止する伝達モード切換制御手段と、を備えていることを特徴とする無限減速比変速機の変速制御装置。
IPC (4件):
F16H 37/02
, F16H 61/12
, F16H 59/38
, F16H 59:40
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