特許
J-GLOBAL ID:200903019091863888

鋳造用金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-254389
公開番号(公開出願番号):特開平7-108349
出願日: 1993年10月12日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】エア抜き孔に残存するバリを容易に除去することを可能とし、高圧鋳造等に好適に用いることのできるエア抜き構造を有する鋳造用金型を提供する。【構成】可動型1に設けられたキャビティ空間6と型外とを連通する貫通孔1a内にベントピン3が摺動可能に嵌挿されている。ベントピン3は、可動型1の壁面とで画定されて注湯時にキャビティ空間6と型外とを連通するエア抜き孔Hを有し、注湯時にキャビティ空間6内のエアはエア抜き孔Hから型外へ排出される。可動型1とベントピン3とは油圧シリンダ4により相対変位可能とされ、可動型1にはベントピン3との相対変位により上記エア抜き孔H内に挿脱可能な挿通部材としての凸部5が設けられている。鋳造品を離型する際、油圧シリンダ4の作動によりベントピン3を後退させ、凸部5をエア抜き孔H内に挿通させることにより、エア抜き孔H内のバリを除去する。
請求項(抜粋):
キャビティ空間と型外とを連通する貫通孔を有する金型本体と、該金型本体の貫通孔内に摺動可能に挿嵌され、該金型本体の壁面とで画定されて注湯時に上記キャビティ空間と型外とを連通するエア抜き孔を有するベントピンと、該ベントピンと上記金型本体との相対変位を可能とする可動手段と、上記金型本体に固定され、上記ベントピンと金型本体との相対変位により上記エア抜き孔内に挿脱可能な挿通部材とを備えていることを特徴とする鋳造用金型。
IPC (5件):
B22C 9/06 ,  B22D 17/22 ,  B22D 18/02 ,  B29C 33/10 ,  B29C 45/34

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