特許
J-GLOBAL ID:200903019092276412

搬送波再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-314494
公開番号(公開出願番号):特開2001-136221
出願日: 1999年11月05日
公開日(公表日): 2001年05月18日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で広い周波数範囲にわたっての位相同期と、位相誤差情報が0に近い正常引き込み状態の近傍での疑似同期の防止とが可能な搬送波再生装置を提供する。【解決手段】 副搬送波信号Fcoを基準とする搬送波信号Fcの位相をφとして、コスタスループ1のロックで、再生される搬送波信号Fcの周波数が、ダブラー2で副搬送波信号Fcoと同一の周波数に周波数逓倍され、得られる搬送波信号F2cと副搬送波信号Fcoとの乗算がミクサー6で行なわれ、(1/2)cos(2ωt+φ0 )を得て、φ0 =0の設定でフィルター7から直流信号Vdを出力し、疑似同期状態の近接周波数ではフィルター7が交流信号を出力し、コスタスのPLLをリセットし疑似同期の防止が可能になり、差分信号化の操作が不要な簡単な構成で、論理回路による復調信号Faの極性の自動補正も可能になる。
請求項(抜粋):
主信号により位相変調され、コスタスループによって再生される再生搬送波の基準信号に対する位相を、前記基準信号に基づいて制御する搬送波再生装置であり、前記再生搬送波の周波数と、前記基準信号の周波数とを同一の周波数に変換設定する周波数変換設定手段と、該周波数変換設定手段で周波数が変換設定された前記再生搬送波と前記基準信号とを互いに乗算する乗算手段と、該乗算手段で得られる乗算信号の直流成分を抽出するフィルタ手段と、該フィルタ手段が抽出した直流成分に基づいて前記再生搬送波の位相を制御する位相制御手段と該位相制御手段の制御に基づき、前記主信号の極性の補正を行なう極性補正手段とを有することを特徴とする搬送波再生装置。
Fターム (5件):
5K004AA05 ,  5K004FA03 ,  5K004FA05 ,  5K004FK01 ,  5K004FK16

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