特許
J-GLOBAL ID:200903019100424361
超音波診断装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-333593
公開番号(公開出願番号):特開平7-184888
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】回転源としての駆動モータに過負荷が掛かり、ある一定レベルを越えた負荷がかかった場合でも、オペレータの経験によらずに確実に、装置の破損やモータの焼損に至る事態を未然に回避できる超音波診断装置を提供する。【構成】回転制御機構部4に、電流制限回路20を介挿する。電流制限回路20は、過電流遮断回路21と検出比較回路22とを有する。過電流遮断回路21は駆動モータ18の一方の端子とモータ駆動電源19との間に接続し、復帰スイッチ23を設ける。検出比較回路22は、駆動モータ18の一方の端子と過電流遮断回路21との間に並列に接続し、駆動モータ18の一方の端子に接続されたモータ電流検出回路24、この検出回路24の出力側に基準電流設定回路25、過電流比較回路26、過電流流入時間計測回路27、基準時間設定回路28、過電流時間比較回路29及びリセット回路30を備える。
請求項(抜粋):
細径超音波プローブの先端側に配置された超音波送受信部を回転伝達ケーブルを介して回転させる駆動モータと、この駆動モータに電力を供給する駆動電源とを備えたメカニカル走査型の超音波診断装置において、上記駆動電源から上記駆動モ-タに供給されるモータ電流を検出する検出手段と、この検出手段により検出されたモータ電流値と予め設定した基準電流値を比較する第1比較手段と、この第1比較手段により上記モータ電流値が上記基準電流値よりも大きいと判断される間、上記モータ電流値の通電時間を計測する時間計測手段と、この時間計測手段により計測された通電時間と予め設定した基準時間を比較する第2比較手段と、この第2比較手段により計測された上記通電時間が上記基準時間を越えたと判断されたとき、上記モータ電流を遮断する遮断手段とを備えたことを特徴とする超音波診断装置。
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