特許
J-GLOBAL ID:200903019101548196

階調補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-265372
公開番号(公開出願番号):特開平6-090382
出願日: 1992年09月07日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 映像信号の黒及び白レベル付近において、階調つぶれを起こさず、補正効果の大きな階調補正処理を行うこと。【構成】 輝度信号をパラメータとした輝度ヒストグラムによる階調補正に加え、黒方向に階調が補正される場合には、その方向の補正量を抑制する黒レベル補正テーブル20を設ける。同様に、白方向の補正量を抑制する白レベル補正テーブル21を設ける。補正演算回路22はこれらのテーブルを用いて、黒及び白レベル付近においても階調つぶれを起こさない輝度信号を生成する。こうすると補正効果の大きな階調補正処理を行うことが可能となる。
請求項(抜粋):
入力映像信号をサンプリングし、その信号に含まれる輝度信号をデジタル変換するA/D変換器と、前記A/D変換器の出力するデジタル輝度信号の輝度レベルをアドレスとし、各輝度レベルの信号出力頻度をデータとして入力し、輝度ヒストグラムを作成して記憶するヒストグラムメモリと、前記ヒストグラムメモリのデータを読出し、このデータから輝度ヒストグラムの特徴を示すパラメータを算出し、制御値を出力するヒストグラム演算回路と、前記ヒストグラム演算回路の出力するリミッタレベルと一定加算値を前記ヒストグラムメモリに与え、前記ヒストグラムメモリに格納されたヒストグラムの形状を補正し、再度この補正ヒストグラムデータを前記ヒストグラムメモリに記憶させるリミッタ・加算回路と、前記ヒストグラム演算回路の出力から、累積スタート輝度レベル及び累積ストップ輝度レベルの信号を抽出して出力する累積コントロールレジスタ回路と、前記ヒストグラム演算回路の出力から、最大輝度レベル抽出して出力する正規化コントロールレジスタ回路と、前記ヒストグラムメモリの出力信号と累積コントロールレジスタ回路の出力信号を入力し、前記ヒストグラムメモリの補正ヒストグラムデータを読出し、累積加算して累積ヒストグラムを算出するヒストグラム累積加算回路と、前記ヒストグラム累積加算回路の算出結果を記憶する累積ヒストグラムメモリと、前記累積ヒストグラムメモリのデータを読出し、前記正規化コントロールレジスタ回路の出力信号を用いて、前記累積ヒストグラムメモリのデータを正規化するルックアップテーブル演算回路と、前記ルックアップテーブル演算回路の出力するデータを記憶するルックアップテーブルと、前記A/D変換器の出力信号に基づき、黒レベル付近の輝度信号の黒方向への階調補正の抑制を行うための黒レベル補正抑制量を出力する黒レベル補正テーブルと、前記A/D変換器の出力信号をアドレスとして前記ルックアップテーブルから得られた補正信号と、前記黒レベル補正テーブルから得られた補正制御量とに基づいて、前記A/D変換器の出力する輝度信号に補正演算を行う補正演算回路と、を具備することを特徴とする階調補正装置。
IPC (2件):
H04N 5/20 ,  H04N 5/44

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