特許
J-GLOBAL ID:200903019106749777

エコー抑圧装置、エコー抑圧方法及びコンピュータプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-175581
公開番号(公開出願番号):特開2009-014937
出願日: 2007年07月03日
公開日(公表日): 2009年01月22日
要約:
【課題】エコーキャンセラ等に適用され、例えばダブルトーク及びシングルトークの境界において境界の判定に遅延を生じさせることがなく、複数チャネルで音を出力するシステムに適用した場合、装置の大型化を防止し、しかも適応処理を行わないため推定能力を超えて残留エコーが大きくなるという問題を生じさせることがないエコー抑圧装置、エコー抑圧方法及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】スピーカ等の音出力部に出力させる音の基となる参照音信号、及びマイクロホン等の音入力部が入力した音に基づく観測音信号を周波数軸上の成分に変換し、変換後の参照音信号及び観測音信号の比及び相関を示す値を求め、該比及び相関の値の大小を比較し、比較した結果並びに比及び相関からエコーの推定に要する推定係数を導出し、導出した推定係数を用いて、エコーを推定し、推定したエコーに基づいて観測音信号を抑圧する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
音信号を生成して音を音出力部から出力させる音出力装置、及び音入力部が入力した音に基づく観測音信号を処理する音処理装置と連携可能であり、前記観測音信号のエコーを抑圧するエコー抑圧装置において、 音出力部に出力させる音の基となる参照音信号、及び音入力部が入力した音に基づく観測音信号を周波数軸上の成分に変換する変換部と、 前記参照音信号及び前記観測音信号の周波数軸上の成分の比及び相関を示す値を求める計算部と、 前記比及び前記相関の値の大小を比較する比較部と、 比較した結果並びに前記比及び前記相関から前記エコーの推定に要する推定係数を導出する導出部と、 前記推定係数を用いて、前記エコーを推定する推定部と、 推定した前記エコーに基づいて前記観測音信号を抑圧する抑圧部と を備えることを特徴とするエコー抑圧装置。
IPC (3件):
G10L 21/02 ,  H04R 3/02 ,  G10L 15/20
FI (4件):
G10L21/02 101B ,  G10L21/02 103A ,  H04R3/02 ,  G10L15/20 370D
Fターム (2件):
5D015EE04 ,  5D020CC06
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)

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