特許
J-GLOBAL ID:200903019107073637

酸化触媒系及びそれを用いたケトイソホロンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鍬田 充生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-151644
公開番号(公開出願番号):特開平11-342340
出願日: 1998年06月01日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 β-イソホロンの酸化反応において、高転化率及び高選択率でケトイソホロンを得る。【解決手段】 遷移金属とN,N′-ジサリチリデンジアミンとの錯体及び環状塩基を含む触媒系の存在下、反応初期に反応系内に含有する水分を1重量%以下に制御し、β-イソホロン又はその誘導体を分子状酸素で酸化して、ケトイソホロン又はその誘導体を製造する。また、前記触媒系にさらに塩基性窒素含有化合物を含む酸化触媒系を構成する。前記錯体は、マンガン、鉄、コバルト、銅及びバナジウムなどのN,N′-ジサリチリデンC2-5 アルキレンジアミン錯体などであってもよい。前記環状塩基は、少なくとも2つの窒素原子を有する脂環族又は芳香族化合物であってもよい。前記塩基性窒素含有化合物は、イミノ化合物、アニル化合物などのシッフ塩基などが使用でき、この窒素含有化合物と錯体との割合は前者/後者=0.1/1〜20/1(モル比)程度である。前記酸化触媒系を用いるとケトイソホロン及びその誘導体を効率よく得ることができる。
請求項(抜粋):
遷移金属とN,N′-ジサリチリデンジアミンとの錯体及び環状塩基を含む触媒系の存在下、反応初期に反応系内に含有する水分を1重量%以下に制御し、β-イソホロン又はその誘導体を分子状酸素で酸化して、ケトイソホロン又はその誘導体を製造する方法。
IPC (4件):
B01J 31/18 ,  C07C 45/34 ,  C07C 49/603 ,  C07B 61/00 300
FI (4件):
B01J 31/18 Z ,  C07C 45/34 ,  C07C 49/603 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (5件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • Selective oxidation of 3,5,5-trimethylcyclohexene-3 one ({β}-isophorone) to 3,5,5-trimethylcyclohex

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