特許
J-GLOBAL ID:200903019108894936

衛星から送信される三搬送波電波信号と電離層補正とを用いるリアルタイムナビゲーションの方法およびシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 有
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-561578
公開番号(公開出願番号):特表2006-510893
出願日: 2003年12月16日
公開日(公表日): 2006年03月30日
要約:
本発明は、ユーザの位置を決定するために、衛星(SAT1-GPSEE1〜ASATn-GPSEEn)から送信される、異なる3つの周波数の三搬送波電波信号を用いて移動体(SUR)の位置を特定するリアルタイムナビゲーションの方法に関する。方法は、エクストラワイドレーン搬送波位相曖昧さを決定する第1のステップと、長経路位相曖昧さを推定する第2のステップと、複数の周波数のうちの1つの位相曖昧さを決定する第3のステップとを含む。追加ステップの1つでは、第3のステップの間に電離層補正をリアルタイムで適用する。前記電離層補正は、地上固定基準局(REF-REFE)によって計算される前記電離層の常時更新される電離層モデルに基づき、いわゆるマスタ地上固定基準局(REFM-REFME)によって計算される測地データと組み合わせられる。本発明は、前記方法を実施するためのシステムにも関する。
請求項(抜粋):
第1、第2、および第3の異なる周波数の三搬送波電波信号を用いてユーザ(移動体と称する)の位置を決定するリアルタイムナビゲーション方法であって、前記周波数の値は前記第1から前記第3にかけて大きくなり、前記電波信号が、地球周回軌道にあって前記移動体の視野内にある衛星に搭載された、所与の数の送信機から送信され、前記電波信号が、前記移動体に関連付けられた受信機と、基準局と呼ばれる複数の地上固定局の中の少なくとも1つの地上局に関連付けられた受信機とによって受信され、前記電波信号が、前記地球を取り巻く大気のいわゆる電離層を通り抜け、前記搬送波に位相曖昧さを発生させる擾乱を受け、少なくとも、 単一コード値を用いる擬似距離の組み合わせから、前記移動体(SUR)における、前記第3および第2の搬送波の位相差の、いわゆる「エクストラワイドレーン」曖昧さを決定する第1のステップと、 前記第1のステップで決定した前記「エクストラワイドレーン」曖昧さから、前記移動体(SUR)における、前記第1および第2の搬送波の位相差の、いわゆる「ワイドレーン」曖昧さを推定する第2のステップと、 前記第2のステップで推定した前記「ワイドレーン」曖昧さから、前記移動体(SUR)における、前記周波数のうちの1つの曖昧さを決定する第3のステップと、 前記第3のステップにおいて、連続的に更新される、前記電離層(CION)のリアルタイム電離層モデルに基づくリアルタイム電離層補正を適用する追加ステップとを含むことを特徴とする方法。
IPC (1件):
G01S 5/14
FI (1件):
G01S5/14
Fターム (11件):
5J062AA01 ,  5J062AA05 ,  5J062BB01 ,  5J062BB02 ,  5J062BB03 ,  5J062CC07 ,  5J062DD01 ,  5J062DD22 ,  5J062DD24 ,  5J062EE02 ,  5J062EE04
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • Impact of real-time ionospheric determination on improving precise navigation with GALILEO and next-

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