特許
J-GLOBAL ID:200903019111224038

個人識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 二瓶 正敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-296090
公開番号(公開出願番号):特開2000-113197
出願日: 1998年10月02日
公開日(公表日): 2000年04月21日
要約:
【要約】【課題】 顔の表情や向きが変化し、また、目や口の位置を誤検出しても識別率を低下させることのない個人識別装置を提供する。【解決手段】 顔領域を抽出する抽出部210、目、口の位置を検出する検出部220、目、口の位置があらかじめ設定した位置に来るように処理するアフィン変換部230、アフィン変換後の顔画像に対し格子状の基準点を設定する設定部240、各基準点の偏移量列の集合を設定する初期偏移量設定部260、各基準点を偏移量列に基づき各顔画像を変形させるモルフィング処理部270、変形顔画像と基準顔画像との最も高い相関値をその変形顔画像の相関値とする顔画像相関演算部290、相関値が相関度基準を満足した時は基準顔画像の人物を識別結果とする相関判断部300、相関度基準を満足しない時はモルフィング処理部による顔画像変形の際の偏移量列を組み替え操作する組み替え操作部310を有する。
請求項(抜粋):
顔画像を含む画像を入力するための画像入力手段と、入力された顔画像と標準的な顔画像とのテンプレートマッチングにより顔領域を抽出する顔領域抽出手段と、抽出された顔領域から目、口の位置を検出する目、口位置検出手段と、検出された目、口の位置があらかじめ設定した位置に来るようにアフィン変換を行うアフィン変換手段と、アフィン変換後の顔画像に対し格子状の基準点を設定する基準点設定手段と、設定された各基準点の偏移量列の集合を設定する偏移量列設定手段と、各基準点を偏移量列に基づいてモルフィングにより偏移させて各顔画像を変形させるモルフィング処理手段と、各人物の基準となる基準顔画像を蓄えてある基準顔画像辞書手段と、変形顔画像と基準顔画像辞書手段に蓄えられたすべての基準顔画像との相関値を求め、最も相関の高い相関値をその変形顔画像の相関値とする顔画像相関演算手段と、求められた相関値があらかじめ設定された相関度基準を満足した場合は、対応する基準顔画像の人物を識別結果として出力する相関判断手段と、前記相関度基準を満足しないと判断された場合は、その相関値をもとに前記モルフィング処理手段により顔画像の変形を行う際に必要とした偏移量列の集合に属する偏移量列の組み替え操作を行う組み替え操作手段とを、有する個人識別装置。
IPC (2件):
G06T 7/00 ,  G06T 7/60
FI (2件):
G06F 15/62 465 K ,  G06F 15/70 350 L
Fターム (15件):
5B043AA09 ,  5B043BA04 ,  5B043EA11 ,  5B043EA12 ,  5B043EA15 ,  5B043GA04 ,  5L096BA08 ,  5L096BA11 ,  5L096EA01 ,  5L096EA11 ,  5L096FA34 ,  5L096JA03 ,  5L096JA28 ,  9A001HH21 ,  9A001HH23
引用特許:
審査官引用 (3件)

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