特許
J-GLOBAL ID:200903019114412730
コンクリート廃棄物の処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 政久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-135332
公開番号(公開出願番号):特開平11-319765
出願日: 1998年05月18日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 セメント水和物中の水酸化カルシウムを可及的に炭酸カルシウムに転換させて低吸水率の再生骨材を得るとともに、利用価値の高い炭酸塩を得る。【解決手段】 炭酸化処理したコンクリート破砕物と炭酸ガスとの水中接触操作は、コンクリート破砕物を水または炭酸水に浸した状態で、水中に炭酸ガスを吹き込むことにより行われる。炭酸ガスの導入を続けていくと、生成した炭酸カルシウムは、炭酸水素カルシウムとなって水中に溶解する。次に、このコンクリート破砕物を含む混合水溶液を固液分離すれば、分離した固形部分からは、セメント水和物内の細孔が充填されて細孔容積が減少し、低吸水率となった再生骨材やセメント増量材が得られる。一方、前記濾液部分については、この水溶液を煮沸することにより、炭酸水素カルシウムが分解して、再び炭酸カルシウムが沈殿、生成する。
請求項(抜粋):
コンクリート廃棄物を破砕し、これを炭酸ガスと接触させ、次いで炭酸ガスを含む水に浸した後、固液分離し、濾液を煮沸して炭酸塩を得ることを特徴とするコンクリート廃棄物の処理方法。
IPC (2件):
B09B 3/00
, C04B 18/16 ZAB
FI (3件):
B09B 3/00 304 J
, C04B 18/16 ZAB
, B09B 3/00 304 Z
引用特許:
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