特許
J-GLOBAL ID:200903019121898894

上水用濾過装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-286068
公開番号(公開出願番号):特開平5-123687
出願日: 1991年10月31日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 上水用原水を下向流で通して濾過することにより、かび臭などの微量有機物を除去する上水用濾過装置において、濾層の逆洗による濾材の濾過性能の低下を防止する。【構成】 上部濾層4を構成する濾材よりも粒径の大きな濾材で下部濾層5を構成し、両濾層4、5間に上部濾層4の洗浄管6を設ける。【効果】 粒径の小さい濾材で構成される上部濾層4で原水中のSSの機械的除去を行ない、粒径の大きい濾材で構成される下部濾層5で主に生物濾過を行なう。上部濾層4に形成される濾材間の間隙よりも、下部濾層5に形成される濾材間の間隙の方が大きいため、上部濾層を通過したSSは、下部濾層に捕捉されにくく、下部濾層が目詰りすることは殆どない。このため、洗浄管6により、上部濾層4を洗浄するのみで、十分に濾材の目詰りを解消することができる。下部濾層5は洗浄しないため、生物膜剥離による処理効率の低下はない。
請求項(抜粋):
内部に濾層を有し、上水用原水を下向流で通水する濾過装置において、該濾層は上部濾層と下部濾層との少なくとも2層よりなり、該下部濾層を構成する濾材の粒径は、上部濾層を構成する濾材の粒径よりも大きく、かつ、両濾層間には、上部濾層を洗浄する洗浄管が設けられていることを特徴とする上水用濾過装置。
IPC (5件):
C02F 3/06 ,  B01D 24/02 ,  B01D 24/46 ,  B01D 29/62 ,  C02F 9/00
FI (2件):
B01D 29/08 Z ,  B01D 29/38 Z

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