特許
J-GLOBAL ID:200903019122312036

特異的複合体の固定化方法および測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 敏夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-118848
公開番号(公開出願番号):特開2001-305137
出願日: 2000年04月20日
公開日(公表日): 2001年10月31日
要約:
【要約】【課題】 反応液中で測定すべき物質を含む複合体を形成させた後に、該複合体を効率良く不溶性担体と結合させて測定する方法を提供する。さらには、一旦担体に形成された複合体を効率よく解離させる方法を提供する。【解決手段】 被検液中の測定すべき物質に対して、該測定対象物質と特異的に複合体を形成する活性を有し且つあらかじめ特定の帯電性基が導入された物質を反応させて溶液中で複合体を形成させ、その後、導入された帯電性基のもつ電荷を利用した静電気的作用により、当該複合体を不溶性の担体に結合させ測定する。さらには、帯電物質を介して複合体が形成された担体表面を高イオン強度の溶液と接触させることにより、該複合体を溶液中に解離させる。 従来のファン・デル・ワールスによる分子間作用を利用した捕捉方法あるいは解離方法と比べてそれぞれ反応効率が向上し、捕捉反応では血清干渉が抑制され、また解離反応では反応時間が短縮された。さらに、本発明は既存の超高感度測定技術への適応が可能であった。
請求項(抜粋):
測定すべき物質(測定対象物質)及びそれと特異的に結合する物質(特異的結合物質)から得られる複合体を不溶性の担体に捕捉し固定化する方法であって、下記工程(A)または(A’)を含むことを特徴とする、測定対象物質の固定化方法。(A):正または負の帯電性基を導入した特異的結合物質(帯電特異的結合物質)と測定対象物質から、正または負に荷電した複合体(帯電複合体)を形成させ、これを固定化反応溶液中で、負または正に荷電した不溶性の担体(帯電固相)に捕捉する工程。(A’):正または負の帯電性基を導入した特異的結合物質(帯電特異的結合物質)を負または正に荷電した不溶性の担体(帯電固相)に結合させ、これに固定化反応溶液中で、測定対象物質を捕捉する工程。
IPC (5件):
G01N 33/538 ,  C12M 1/00 ,  C12N 15/09 ,  C12Q 1/68 ,  G01N 33/543 501
FI (5件):
G01N 33/538 ,  C12M 1/00 A ,  C12Q 1/68 A ,  G01N 33/543 501 B ,  C12N 15/00 A
Fターム (16件):
4B024AA11 ,  4B024CA01 ,  4B024CA09 ,  4B024CA11 ,  4B024HA19 ,  4B029AA07 ,  4B029AA23 ,  4B029BB20 ,  4B029FA12 ,  4B063QA01 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR32 ,  4B063QR55 ,  4B063QR82 ,  4B063QS03

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