特許
J-GLOBAL ID:200903019124067527

超音波流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-308431
公開番号(公開出願番号):特開平7-159213
出願日: 1993年12月09日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】気泡や異物などが混入したことによる超音波伝播異常を検知するとともに、異常検知に基づき応急的に流量測定を継続させる。【構成】異常検知回路8は、二つの方式で超音波伝播に係る異常発生を検知する。第1方式は、送受信回路2から出力された、順方向,逆方向の各受信波を入力し、その時間検出用波の波高値が設定時間内で常に設定値未満であることに基づき検知し、第2方式は、時間差検出回路6から出力された時間差の、設定時間内の変動幅が設定値を超えることに基づき検知する。制御部5は、異常検知回路8からの異常検知信号に基づき、正常状態に対応する正規の修正信号から、異常状態に対応する緊急修正信号に切り替える。この緊急修正信号に基づき、受波修正回路3によって、気泡や異物による反射,減衰によってレベルが低下した受信波は増幅されて応急的な流量測定が可能になる。
請求項(抜粋):
一対の送受波器を流体の流れる導管の外周に設置し、流体の流れ方向の成分をもつ順方向と、その逆の成分をもつ逆方向との双方向に超音波を伝播させ、その各伝播時間の時間差に基づき流速を測定する流量計において、順方向,逆方向の各受信波形を、その時間検出用波の波高値が一致するように修正する修正部と;順方向,逆方向の各受信波形の時間検出用波の波高値の、設定時間内における値が、常に設定値未満であることに基づき、超音波伝播に係る異常発生と判断する検知部と;を備えることを特徴とする超音波流量計。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-175524
  • 特開昭57-116219
  • 特開昭55-103423

前のページに戻る