特許
J-GLOBAL ID:200903019124133694

縫糸を使わないハーネスとギプス要素による傷口の閉成

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 辰雄 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-512224
公開番号(公開出願番号):特表平10-506817
出願日: 1995年09月15日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】本発明は縫糸を使用せずに皮膚の傷口を閉じるデバイスに係り、このデバイスは傷口の各側に配置されるようになっている一対の3次元的にしなやかなストリップから成り、これらのストリップは多数の横に間隔を置いて長く配置された係留部材で形成され、これらの係留部材は順次隣合わせになって延び、傷口を横断し、そして開いた傷口の両側に沿うように3次元的にしなやかに相互に接続されている。係留部材のそれぞれは、その下側に接着面を有し、患者の皮膚に直接的にもしくは間接的に接着し、そして係留部材の内端に糸受入れ・保持部分を含み、それにより両方のストリップの係留部材を通して糸をレースのように係合することができ、一方のストリップの係留部材を他方のストリップの係留部材の方へ引っ張って、開いた傷口の両縁を一定の張力で閉じ、傷口の両縁はそれの全長に沿って等距離になるようにしている。
請求項(抜粋):
少なくとも一対の3次元的にしなやかなストリップを備え、各ストリップは隣合って配置された多数の係留手段から形成され、開いた傷口の両縁のそれぞれに沿って前記の係留手段を延長して傷口の両縁のそれぞれに前記のストリップの少なくとも一方を患者の皮膚に取り外せるようにして取り付けれる取付け手段を設け、前記の係留手段は係合手段を備え、そして3次元的にしなやかに相互に接続されていて、各ストリップの隣接係合手段は近接させることも、距離を置くことも所要に応じてでき、それにより前記のストリップは傷口の両側の外側に沿うことができ、傷口の両側で前記の係留手段は前記の係合手段においてレースを受入れて、実質的にレース編みのような仕方で傷口の両側の前記の係留手段を傷の方に引いて、それにより傷口を閉じるようにした皮膚の傷口を閉じるデバイス。

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