特許
J-GLOBAL ID:200903019128523446

アンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-255795
公開番号(公開出願番号):特開平6-072312
出願日: 1992年08月31日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 直流サーボモータの回転制御によってブレーキシリンダ圧を制御するアンチスキッド制御装置において制御精度を高める。【構成】 モータの駆動電流として制御装置により出力される補正デューティ制御比が、(スリップ状態量から求められた生デューティ制御比(負)-直流サーボモータの前回の回転速度)とされる(S51)。補正デューティ制御比の絶対値は、前回のモータの回転速度が負の場合には、慣性に従って制御することになるため小さくされ、モータの回転速度が正の場合には、慣性に逆らって制御することになるため大きくされる。このように、補正デューティ制御比をスリップ状態量と回転速度とに基づいて決定すれば、、ブレーキシリンダ圧をスリップ状態量に基づく要求通りに制御することができ、アンチスキッド制御精度を高めることができる。
請求項(抜粋):
回転可能な電動モータと、その電動モータの回転によって移動させられる可動部材と、その可動部材の移動により容積が変化させられ、車輪の回転を抑制するブレーキシリンダに連通させられた液室と、前記電動モータの回転を前記車輪のスリップ状態量に基づいた指令によって制御するモータ制御装置とを備え、前記ブレーキシリンダ圧を、前記車輪のスリップ率が設定範囲内になるよう制御するアンチスキッド制御装置において、前記モータ制御装置による指令が、現在と過去との少なくとも一方における電動モータの回転状態量と、前記車輪のスリップ状態量とに基づいて決定されることを特徴とするアンチスキッド制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/58 ,  H02P 5/17

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