特許
J-GLOBAL ID:200903019130743151

歯科排液及び排液吸引用配管の浄化システムとそれらの浄化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-339133
公開番号(公開出願番号):特開平9-173359
出願日: 1995年12月26日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 殺菌と洗浄による歯科排液と歯科吸引用配管の浄化処理が、効率的に実施され得る歯科排液及び歯科吸引用配管の浄化システムとそれらの有利な浄化方法を提供する。【解決手段】 水に塩化物を溶解してなる電解液を強電解水生成手段10により電気分解せしめて、pHが2.7以下で、酸化還元電位が1000mV以上であり、且つ有効塩素が含有せしめられてなる強酸性イオン水と、水酸基イオンに富んだ強アルカリ性イオン水とを生成すると共に、それら強酸性イオン水と強アルカリ性イオン水とを、強酸性イオン水導入手段12と強アルカリ性イオン水導入手段12とにより、歯科排液を外部に流出せしめる排出流路49と歯科吸引用配管14とに、それぞれ所定の時間差を設けて選択的に導入せしめて、該強酸性イオン水を該歯科排液中に混入せしめることにより、該歯科排液を殺菌して浄化する一方、該強アルカリ性イオン水を該歯科吸引用配管14内に流通せしめることにより、該歯科吸引用配管14を洗浄して浄化するように構成した。
請求項(抜粋):
歯科の診療において、吸引装置により診療台上の患者の口腔内から空気と共に吸引される排液と、かかる排液を患者の口腔内から前記吸引装置側に導く吸引用配管を浄化せしめるためのシステムにして、水に塩化物を溶解してなる電解液を電気分解せしめて、pHが2.7以下で、酸化還元電位が1000mV以上であり、且つ有効塩素が含有せしめられてなる強酸性イオン水を陽極側に生成せしめる一方、水酸基イオンに富んだ強アルカリ性イオン水を陰極側に生成せしめる強電解水生成手段と、該強電解水生成手段の陽極側から前記強酸性イオン水を導くと共に、前記吸引用配管を含む、前記排液を流出せしめる排出流路の、外部への排出口よりも排液流出方向上流側において、該導かれた強酸性イオン水を該排出流路内に導入する強酸性イオン水導入手段と、前記強電解水生成手段の陰極側から前記強アルカリ性イオン水を導くと共に、前記強酸性イオン水導入手段による前記強酸性イオン水の前記排出流路への導入が行なわれていないときに、前記吸引用配管の排液流出方向上流側において、該導かれた強アルカリ性イオン水を該吸引用配管内に導入する強アルカリ性イオン水導入手段とを含み、前記排出流路内に導入された前記強酸性イオン水を、該排出流路内を流出する前記排液中に混入せしめることにより、該排液を殺菌して浄化する一方、前記吸引用配管内に導入された前記強アルカリ性イオン水を該吸引用配管内に流通せしめることにより、該吸引用配管を洗浄して浄化するように構成したことを特徴とする歯科排液及び排液吸引用配管の浄化システム。
IPC (2件):
A61C 17/00 ,  A61C 19/00
FI (3件):
A61C 17/00 D ,  A61C 17/00 E ,  A61C 19/00 J
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 歯科診療装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-095123   出願人:株式会社モリタ製作所
  • 歯科治療汚水処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-143210   出願人:株式会社長田中央研究所
  • 特開昭59-207144
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