特許
J-GLOBAL ID:200903019131518062

飛行時間型質量分析計におけるイオン光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-298157
公開番号(公開出願番号):特開平11-135061
出願日: 1997年10月30日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】2個のトロイダル電場のC値が1以外でも、少なくとも5重収束条件を満足する閉じた軌道からなるイオン光学系を得る。【解決手段】飛行時間型質量分析計のイオン光学系は、2個の同一の第1および第2トロイダル電場1,2を用い、1つの交点3で交差する閉じた軌道4からなるとともに、交点3と第1および第2トロイダル電場1,2との間の直線軌道4a,4b,4c,4dに、飛行する同一質量のイオンを空間的に収束する4重極レンズ5,6,7,8がそれぞれ配設されている。また、イオンの中心軌道半径をr0とし、軌道平面と直交する平面での等電位面の曲率をRとしたとき、C=r0/Rで表されるC値と第1および第2トロイダル電場1,2の回転角weとが、時間的にエネルギが収束するような所定の関係を有するようにして設定されている。
請求項(抜粋):
試料から発生したイオンを、2個の同一のトロイダル電場を用い、1つの交点で交差する閉じた軌道に沿って加速しながら飛行させて質量分析部に導入させる飛行時間型質量分析計のイオン光学系において、前記交点と前記各トロイダル電場の出入り口との間を接続する軌道に、飛行する同一質量のイオンを空間的に収束する4重極レンズがそれぞれ配設されていることを特徴とする飛行時間型質量分析計におけるイオン光学系。
IPC (2件):
H01J 49/40 ,  G01N 27/62
FI (3件):
H01J 49/40 ,  G01N 27/62 K ,  G01N 27/62 L

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