特許
J-GLOBAL ID:200903019133672581

オーディオデータの再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-116516
公開番号(公開出願番号):特開平8-287610
出願日: 1995年04月18日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】 オーディオ信号を、ノーマル再生時と音程を変えることなく、可変速再生をする機能を効率よく実現する。【構成】 所定時間長分のオーディオデータブロック毎に圧縮するものであって、前記所定時間長分毎のデータブロックがオーバーラップするようにして音声波形の連続性を高める圧縮方式で記録されたオーディオデータを再生するものである。ノーマル再生時にはデータ伸長手段51〜53の出力データを第1の繋ぎ処理手段57〜59および64〜66において記録時のオーバーラップ処理に対応する繋ぎ処理を行なわせる。ノーマル再生時の再生速度と異なる再生速度で再生を行なう可変速再生時においては、時間的に不連続となるデータブロックの部分ではデータ伸長手段51〜53の出力データを第2の繋ぎ処理手段61〜63において簡易的な繋ぎ処理を行なわせる。
請求項(抜粋):
所定時間長分のオーディオデータブロック毎に圧縮されたものであって、前記所定時間長分毎のデータブロックが、その前後のもの同士で、一部がオーバーラップするようにして音声波形の連続性を高める圧縮方式で記録されたオーディオデータを再生する装置において、前記圧縮された状態のオーディオデータを、前記データブロック単位毎に伸長するデータ伸長手段と、前記データ伸長手段で伸長されたデータブロック単位のオーディオデータについて、前記音声波形の連続性を高めるように、その前後のデータブロックの一部とオーバーラップ処理をして、前記データブロック単位のオーディオデータの繋ぎ処理をする第1の繋ぎ処理手段と、前記データ伸長手段で伸長されたデータブロック単位の1〜複数個毎のオーディオデータのブロック群について、その前後のブロック群のオーディオデータとは簡易的に繋ぎ処理を行なう第2の繋ぎ処理手段と、ノーマル再生時には前記データ伸長手段の出力データを前記第1の繋ぎ処理手段において前記繋ぎ処理を行なわせ、ノーマル再生時の再生速度と異なる再生速度で再生を行なう可変速再生時において、時間的に不連続となるデータブロックの部分では前記データ伸長手段の出力データを前記第2の繋ぎ処理手段において前記繋ぎ処理を行なわせるように切り換える切り換え手段とを備えるオーディオデータの再生装置。

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