特許
J-GLOBAL ID:200903019134108760

蓄熱式冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-146851
公開番号(公開出願番号):特開平11-337192
出願日: 1998年05月28日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 簡易な構成で効率的かつ消費電力の軽減及び電力ピーク時の負荷変動な可能な蓄熱式冷凍装置。【解決手段】 蓄熱材209を低温側領域に配し、材209の近くには相互に熱交換可能な第1蓄熱材用熱交換器206及び第2蓄熱材用熱交換器208を配し、圧縮機401、凝縮器402、第1膨脹弁202及び蒸発器203からなる通常冷凍サイクルと、第2膨脹弁205、熱交換器206、及び吸入圧力調整弁500からなる蓄熱冷凍サイクルと、圧縮機、凝縮器、熱交換器206、第1膨脹弁202及び蒸発器203からなる第3の冷凍サイクルを備えた。蓄熱材208に蓄えた冷熱の放熱により冷却可能であるとともに、第3の冷凍サイクルでは、凝縮器で凝縮された冷媒が第2蓄熱材用熱交換器206で過冷却され冷凍能力が向上する。これにより圧縮機401の運転効率が向上し、ひいては消費電力も節減される。
請求項(抜粋):
蓄熱材を備え、冷媒を圧縮機、凝縮器、第1絞り装置、冷却器及び前記圧縮機に順次循環させる通常冷凍サイクルと、冷媒を前記圧縮機、前記凝縮器、第2絞り装置、第1蓄熱材用熱交換器及び前記圧縮機に順次循環させる蓄熱冷凍サイクルとを有して圧縮機にかかる負荷の変動を図る蓄熱式冷凍装置において、前記蓄熱材を蓄熱式冷凍装置の低温側領域に配置し、前記第1蓄熱材用熱交換器の近傍には当該第1蓄熱材用熱交換器及び前記蓄熱材と相互に熱交換可能な第2蓄熱材用熱交換器を配置し、前記凝縮器により凝縮された冷媒を第2蓄熱材用熱交換器、第1膨張弁、冷却器、圧縮機及び前記凝縮器に順次循環させる第3の冷凍サイクルを有することを特徴とする蓄熱式冷凍装置。

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