特許
J-GLOBAL ID:200903019139129294

電力変換用の波浪エネルギー改良ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-584197
公開番号(公開出願番号):特表2002-530589
出願日: 1999年11月19日
公開日(公表日): 2002年09月17日
要約:
【要約】本発明は、海洋の波浪(13)のエネルギーを利用して電力を発生するためのユニットに関する。このユニットは、防波堤、浮橋、港、ドック等のような現存の海洋インフラストラクチャ(7)と一緒に機能することができる。このシステムの新規な点は、インフラストラクチャ(防波堤、港等)の二つの側面(4、5)、すなわち、そのすべての利用可能な位置エネルギーおよび運動エネルギーを含む海洋に面する一方の側面と、位置エネルギーおよび運動エネルギーがほとんど消失している、安定している海面を含む他方の側面との間の海洋の異なる状態を探査するエネルギーを利用してエネルギーを改良したことに由来する。海洋の波浪エネルギーを電気エネルギーに変換するための改良ユニットは、波浪の運動エネルギーおよび位置エネルギーを位置エネルギーに変換するが、この変換は、一方は、海洋側(4)に位置するタンク、すなわち、受け入れタンク(1)であり、他方は、陸側の港内の防護領域(5)内に位置するタンク(3)である、防波堤(7)内に設置されている二つのタンク(1、3)の自由面の違いに基づいて行われる。この場合、設置されている水力発電タービン(8)は、排水圧力により、チューブ・システム(2)を通して海水を一方のタンクから他方のタンクに送る。上記排水圧力により、電気エネルギーを発生する水力発電タービン(8)に海水が供給される。このシステムは、防波堤に沿って並列に機能する数個のユニット内に設置することができる。
請求項(抜粋):
海洋の波浪エネルギーを電気エネルギーに変換するための改良ユニットであって、防波堤(7)内に設置されている二つのタンク、すなわち、海洋側に位置する一方のタンク、すなわち、受け入れタンク(1)と、陸側の港内の、防護領域(5)内に位置する他方のタンク(3)の自由面の違いに基づいて波浪の運動エネルギーおよび位置エネルギーを位置エネルギーに変換する電気エネルギーを発生する水力発電タービンに海水を供給するタービン・システム(2)を通して、一方のタンクから他方のタンクに排水圧力を送る水力発電タービン(8)が設置される改良ユニット。
Fターム (7件):
3H074AA03 ,  3H074AA12 ,  3H074BB01 ,  3H074BB12 ,  3H074CC11 ,  3H074CC25 ,  3H074CC29
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-223681
  • サイホン式水車
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-321753   出願人:株式会社明電舎
  • 特開平2-223681

前のページに戻る