特許
J-GLOBAL ID:200903019143296596

パケット出力制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-222722
公開番号(公開出願番号):特開平7-079252
出願日: 1993年09月08日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 パケット交換機におけるパケット出力制御方式に関し、入出力ハイウェイの交差点に設けられたバッファメモリにおけるパケットの廃棄率を低下させることを目的とする。【構成】 複数の入力ハイウェイ1に入力されるパケットを出力ハイウェイ2との交差点に設けたバッファメモリ3に蓄積したのち出力ハイウェイ2に出力させるパケット交換機に、蓄積パケット量が閾値を超えたバッファメモリが発生したときに情報を送出する蓄積量監視手段5を備えるとともに、各バッファメモリに蓄積されたパケットを出力部4を介して出力ハイウェイに出力させる制御を行う読出制御部10内に、バッファメモリを一定順序で選択してパケットを出力させる順次読出制御手段11と、閾値を超えるパケットを蓄積したバッファメモリが発生したときにそのバッファメモリ3に蓄積されたパケットを優先的に出力させる最大蓄積バッファ優先読出制御手段12を備えるように構成する。
請求項(抜粋):
同一方路宛のパケットが入力される複数の入力ハイウェイ(1) と該方路に対応する出力ハイウェイ(2) の交差点に前記複数の入力ハイウェイ(1) 対応に設けた先入れ先出し方式のバッファメモリ(3) に入力されるパケットを一時蓄積させたのち、読出制御部(10)の制御により前記バッファメモリ(3) より読み出し、出力部(4) を介して前記出力ハイウェイ(2) に出力させるパケット交換機のパケット出力制御方式であって、前記各バッファメモリ(3) に蓄積されたパケットの量を監視し、予め定めた閾値を超える量のパケットを蓄積したバッファメモリ(3) が発生したとき、該バッファメモリ(3) のパケット蓄積量が閾値を超えたことを示す情報をパケット蓄積量が閾値以下となるまで送出する蓄積量監視手段(5) を備え、かつ、前記読出制御部(10)内に、前記バッファメモリ(3) を一定順序で選択し、選択したバッファメモリ(3) の先頭に蓄積されているパケットを前記出力ハイウェイ(2) に出力するよう前記出力部(4) を制御するバッファ順次読出制御手段(11)と、前記蓄積量監視手段(5) よりパケット蓄積量が閾値を超えたバッファメモリ(3) が発生したことを示す情報が送出されている間、前記バッファ順次読出制御手段(11)による読出制御に優先してパケット蓄積量が閾値を超えたバッファメモリ(3) よりパケットを読み出して前記出力ハイウェイ(2) に出力するよう前記出力部(4) を制御する最大蓄積バッファ優先読出制御手段(12)を備えたことを特徴とするパケット出力制御方式。
FI (2件):
H04L 11/20 102 B ,  H04L 11/20 102 Z

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