特許
J-GLOBAL ID:200903019155357035

タイヤカーカス固定法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-027281
公開番号(公開出願番号):特開平7-223405
出願日: 1995年01月23日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】 サイドウォールの曲げ剛性がリム部へ向ってできる限り連続的に変化するように補強用コードを配置でき、多数のカーカスコードを固定できる新規なカーカスコード固定法。【構成】 タイヤカーカスは一方のリム部から他方のリム部へ往路と復路を形成する単一のコードで作られる。サイドウォール内では往路と復路がゴム充填層8によって互いに分離された2つの周方向アラインメント31、32を形成する。リム部2の両側(軸線方向)に少なくとも1つの周方向に延びたコードの束61、62を配置してリム部へカーカスを固定する。各コードの束61、62はショアA硬度が70以上のゴム混合物層5を間に介して周方向アラインメントの1つと隣接する。
請求項(抜粋):
底部(20)がホイールリムに装着されるリム部(2) の中に放射方向下向きに固定される少なくとも1つのカーカスを有するタイヤであって、各リム部はサイドウォール(1) へ向かって放射方向上方へ延び、サイドウォール (1)はタイヤトレッドへ向かって放射方向上方へ延び、カーカスは少なくとも1つの周方向に向いたコードの束 (61または62) によってリム部(2) に固定され、カーカスは互いに隣接して配置された複数のコード部分(3) で構成され、このコード部分 (3)はサイドウォール(1) の上部ではサイドウォール(1) 内を上から下に向かう単一の周方向アラインメント(30)を形成しているタイヤにおいて、上記の単一の周方向アラインメント(30)が、サイドウォールからリム部へ放射方向下側へ向かうにつれて除々に軸線方向に互いに離れて少なくとも2つの周方向アラインメント(31, 32)に分かれ、これらの周方向アラインメント(31,32) は周方向に延びたコードを含まない充填材料8によって軸線方向に互いに隔てられており、リム部(2) において、周方向アライメント(31, 32)の少なくとも1つは、上記充填材料8が配置された側とは軸線方向反対側で周方向に延びたコードの束 (61または62) によってが縁取られており、カーカスは連続した一本のカーカスコードで作られ、各周方向アラインメント(31, 32)のリム部(2) のコード部分は、ループ(30)を介して2つずつ互いに連結されており、このループ(30)は放射方向位置でリム部(2) の底部に最も近い位置に配置されていることを特徴とするタイヤ。
IPC (4件):
B60C 9/02 ,  B29D 30/34 ,  B60C 15/06 ,  B29K 9:06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭47-040601

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