特許
J-GLOBAL ID:200903019156565332

水トリー劣化の診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 守谷 一雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-253140
公開番号(公開出願番号):特開2001-074803
出願日: 1999年09月07日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】水トリー劣化の程度を判断できるようにする。【解決手段】測定用ケーブル1Aと第1の抵抗素子Rdxとを第1の接続点4を介して直列接続する一方、標準用ケーブル1Bと第2の抵抗素子Rsとを第2の接続点5を介して直列接続し、且つ測定用ケーブルの絶縁体を容量成分Cxおよびコンダクタンス成分Gxの並列回路とみなし、各ケーブルに所定周波数帯域内の複数の周波数成分を含んだ電圧Vpを印加して、第2の抵抗素子の抵抗値を調整することにより、絶縁体の容量成分を流れる電流Icxによって第1の抵抗素子に生ずる電圧Vcxと、標準用ケーブルを流れる電流Icsによって第2の抵抗素子に生ずる電圧Vcsとを相殺して絶縁体のコンダクタンス成分に流れる電流Ixを第1の接続点と第2の接続点との差動電圧V3として検出し、コンダクタンス成分を流れる電流の周波数特性に基づきケーブルの水トリー劣化の程度を診断する。
請求項(抜粋):
電力ケーブルと第1の抵抗素子とを第1の接続点を介して直列接続する一方、標準コンデンサと第2の抵抗素子とを第2の接続点を介して直列接続し、且つ前記電力ケーブルの絶縁体を容量成分およびコンダクタンス成分の並列回路とみなし、前記電力ケーブルおよび前記標準コンデンサに所定周波数帯域内の複数の周波数成分を含んだ電圧を印加して、前記第2の抵抗素子の抵抗値を調整することにより、前記絶縁体の前記容量成分を流れる電流によって前記第1の抵抗素子に生ずる電圧と、前記標準コンデンサを流れる電流によって前記第2の抵抗素子に生ずる電圧とを相殺して前記絶縁体の前記コンダクタンス成分に流れる電流を前記第1の接続点と前記第2の接続点との差動電圧として検出し、当該コンダクタンス成分を流れる電流の周波数特性に基づいて前記電力ケーブルの水トリー劣化の程度を診断することを特徴とする水トリー劣化の診断方法。
Fターム (3件):
2G015AA27 ,  2G015BA04 ,  2G015CA20

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