特許
J-GLOBAL ID:200903019160565827

曲がり管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川和 高穂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-119978
公開番号(公開出願番号):特開平6-330169
出願日: 1993年05月21日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、低温靱性に優れた曲がり管の製造方法の提供を目的とするる。【構成】 所定成分の炭素鋼に、Nb,V,Tiのいずれか一種又は二種以上を所定量含有し、さらに上記成分組成から定められるパラメタPが曲がり管に要求される規格下限降伏応力以上である直管を用意し、これをAc3 点以上100°C以内の範囲において曲げ加工を施し、800°Cから500°Cの間を0.5°C/sec以上で冷却する工程からなる曲がり管の製造方法である。また、所望により上記冷却後の曲がり管を650°C以下の温度で焼き戻す工程をも含む曲がり管の製造方法である。
請求項(抜粋):
下記の工程(成分組成はwt%である)を備えた曲がり管の製造方法。(a)C:0.04〜0.12 %、 Si:0.05 〜0.5 % 、Mn:0.5〜2 % 、 P:0.015%以下、S:0.015 % 以下、 sol.Al:0.01 〜0.06 %、N:0.002 〜0.01 %、Cu+Ni+Cr+Mo: 1 % 以下を含有し、更に、Nb:0.01 〜 0.06 % 、 V :0.01〜0.1 %、Ti:0.01 〜 0.1 % のいずれか1 種または2 種以上を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼であって、下式により定められる Pが、P ≧σsmys である成分組成を有する直管を用意する工程と、P = 40C+11Si+6(Mn+Cr) +4(Cu+Ni) +12Mo+140Nb +40V+76Ti-5.2log[T(mm) ]+22ここで、σsmys: 規格下限降伏応力、T =(2n +0.5)/(2n-0.5)×t ,但し、n:曲げ半径/ 外径、 t:直管の肉厚(mm)(b)前記直管をAc3 以上Ac3 +100 °C以下の温度に加熱して曲げ加工しする工程と、(c)前記曲げ加工した管を直ちに800から500°C間の冷却速度を0.5°C/sec以上の冷却速度で空冷する工程。
IPC (4件):
C21D 8/10 ,  B21D 7/16 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/22
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-232225
  • 特開平4-154913
  • 特開昭62-010212

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