特許
J-GLOBAL ID:200903019163509928

電子写真用トナーの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-193306
公開番号(公開出願番号):特開2000-029241
出願日: 1998年07月08日
公開日(公表日): 2000年01月28日
要約:
【要約】【課題】 簡便な乾式による熱処理によってトナー粒子を不定形状から球形化までの必要とされる形状および表面状態を制御しながら、かつ従来の熱処理によるオフセット防止剤などの低融点物質の粒子表面への沁みだしを防止することができる電子写真用トナーの製造方法を提供する。【解決手段】 熱処理空間1と、熱風2を熱処理空間1に流す熱風供給ノズル8と、結着樹脂を含むトナー粒子を熱風2中に分散するように熱処理空間1に供給する分散ノズル3とを備える熱処理装置10を用いてトナー粒子を熱処理した後、冷却・捕集ホッパー12にて熱風2中に分散されたトナー粒子を冷却する方法であって、熱風供給ノズル8の内径Dと、分散ノズル3の中心線の延長線と熱風供給ノズル8の内壁の延長面との交点Mから冷却・捕集ホッパー12の開口までの距離Xとの比X/Dを0.6以下にするか、あるいは、熱風2の流速を2.55m/s以上にする。
請求項(抜粋):
結着樹脂を含むトナー粒子が熱処理される熱処理空間と、熱風を熱処理空間に流す熱風供給口と、上記トナー粒子を熱風中に分散するように熱処理空間に供給するトナー粒子供給口とを備える熱処理装置を用いて上記トナー粒子を熱処理した後、熱処理空間の下流側に設けた冷却容器にて熱風中に分散された上記トナー粒子を冷却する電子写真用トナーの製造方法であって、熱風供給口の内径Dと、トナー粒子供給口の中心線の延長線と熱風供給口の内壁の延長面との交点から冷却容器における熱処理空間側の端までの距離Xとを、X/D≦0.6となるように設定することを特徴とする電子写真用トナーの製造方法。
IPC (2件):
G03G 9/087 ,  G03G 9/08
FI (2件):
G03G 9/08 381 ,  G03G 9/08 372
Fターム (8件):
2H005AA08 ,  2H005AB09 ,  2H005CB03 ,  2H005CB13 ,  2H005DA01 ,  2H005EA01 ,  2H005EA03 ,  2H005EA10

前のページに戻る