特許
J-GLOBAL ID:200903019166234130

冷間成形されたロックフランジを有する雌型クリンチ締結具とその取りつけ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-195332
公開番号(公開出願番号):特開平7-083222
出願日: 1994年08月19日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 冷間成形によって板材に固定されるようになった雌型クリンチ締結具を提供する。【構成】 雌型クリンチ締結具20は、円周方向に間隔をもって形成された複数のスプライン35を有するほぼ管状の本体を備えている。スプラインの縦方向に延びる部分は、冷間成形、即ちピーリングによって変形させられ、管状本体の中間部分に沿って横方向に延びるフランジ33を形成するようになっている。クリンチ締結具20は、冷間成形されたフランジ33と協働して、板材内の開口で形成されたパイロット、即ちカラー内に締結具を固定するようになっている一端で横方向に延びるフランジ40を備えている。端部フランジに隣接するスプライン35は板材内のパイロット内で固定されており、クリンチ締結具20が回転するのを防いでいる。
請求項(抜粋):
開口を有し、該開口に隣接する端部が変形して下向きのパイロットを形成するようになった板材に固定される雌型クリンチ締結具であって、ほぼ円筒形の管状本体と、縦方向に間隔を開けて前記管状本体に結合され、協働して前記板材の前記パイロット内に前記管状本体を固定する、横方向に延びる第一、第二フランジと、を備え、前記第一フランジは、前記管状本体の第一端部に結合され、前記第二フランジは、前記管状本体の中間部分に結合されて前記パイロットの外側端部に当接するようになっており、所定直径の仮想円を形成する周縁部分を備え、前記管状本体の第一部分に結合されて前記第一と第二フランジとの間で縦方向に延び、前記パイロットと係合して、該パイロット内の前記クリンチ締結具の回転を防ぐようになった複数の円周方向に間隔をもったスプラインが設けられ、前記管状本体は、前記第二フランジから縦方向かつ外方向に延びて、前記スプラインの周縁部分により定まる前記所定の直径よりも小さい横断面直径を有する第二部分を備えていることを特徴とする板材に固定される雌型クリンチ締結具。

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