特許
J-GLOBAL ID:200903019170040030

車両用データ伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-117914
公開番号(公開出願番号):特開平6-311210
出願日: 1993年04月21日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 一対の信号線からなる伝送路に互いに逆極性のデジタルデータ信号を送出して複数の電子制御装置間でデータ伝送を行う車両用データ伝送システムにおいて、一対の信号線のどちら側に障害が発生したかを検出できるようにする。【構成】 差動受信器111は、ツイストペア線A、B上の逆極性のデジタルデータ信号を受信し、その差信号RX-Dを出力する。A受信器121、B受信器126は、各々ツイストペア線A、B上のデジタルデータ信号を受信し、所定の基準値との差信号RX-1、RX-2を出力する。A、B排他的論理和回路131、133は、RX-1、RX-2とRX-Dとの排他的論理和を取り、A、B障害検知端子T4、T5に出力する。通信制御IC105は、例えば、A障害検知端子T4に入力される排他的論理和値がハイのとき、ツイストペア線Aに障害が発生したものとして検知する。
請求項(抜粋):
一対の信号線からなる伝送路に互いに逆極性のデジタルデータ信号を送出して複数の電子制御装置間でデータ伝送を行う車両用データ伝送システムにおいて、前記複数の制御装置はそれぞれ、前記逆極性のデジタルデータ信号を双方とも受信して両信号の差信号を出力する第1の受信手段と、前記逆極性のデジタルデータ信号のうち一方の信号を受信して所定の基準レベルとの差信号を出力する第2の受信手段と、前記逆極性のデジタルデータ信号のうち他方の信号を受信して所定の基準レベルとの差信号を出力する第3の受信手段と、前記第1の受信手段、第2の受信手段、第3の受信手段からの差信号を利用して前記一対の信号線のうちいずれに障害が発生したかを検出する障害検出手段とを設けたことを特徴とする車両用データ送信システム。
IPC (3件):
H04L 29/14 ,  B60R 16/02 ,  H04B 3/50

前のページに戻る