特許
J-GLOBAL ID:200903019176764692

重荷重用空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 信一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-254010
公開番号(公開出願番号):特開平11-091320
出願日: 1997年09月19日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 ビード部におけるゴムボリュームを削減しつつ耐久性を向上するようにした重荷重用空気入りラジアルタイヤを提供する。【解決手段】 左右一対のビード部1,1間に複数本のカーカスコードをタイヤ径方向に配列してなるカーカス層2を装架し、カーカス層2のタイヤ幅方向両端部をビードコア3の廻りにタイヤ内側から外側へ巻き上げた重荷重用空気入りラジアルタイヤにおいて、少なくともカーカス層2の巻き上げ端部に短繊維補強層6を配置し、短繊維補強層6を構成するゴム中に、少なくとも2種類のポリマーが横断面で海島構造をなす短繊維(A)がフィブリル化した短繊維(A’)をゴム100重量部に対して0.5〜15重量部配合し、短繊維(A’)をタイヤ周方向に配向させて、短繊維補強層6のタイヤ径方向のモジュラスaに対するタイヤ周方向のモジュラスbの比b/aを1.2以上にする。更に必要に応じて、主鎖にアミド基を有する熱可塑性ポリマーからなる短繊維(B)がゴム及び/又はポリオレフィンからなるマトリックス中に分散して結合した組成物を配合する。
請求項(抜粋):
左右一対のビード部間に複数本のカーカスコードをタイヤ径方向に配列してなるカーカス層を装架し、該カーカス層のタイヤ幅方向両端部をビードコアの廻りにタイヤ内側から外側へ巻き上げた重荷重用空気入りラジアルタイヤにおいて、少なくとも前記カーカス層の巻き上げ端部に短繊維補強層を配置し、該短繊維補強層を構成するゴム中に、少なくとも2種類のポリマーが横断面で海島構造をなす短繊維(A)がフィブリル化した短繊維(A’)をゴム100重量部に対して0.5〜15重量部配合し、前記短繊維(A’)をタイヤ周方向に配向させて、前記短繊維補強層のタイヤ径方向のモジュラスaに対するタイヤ周方向のモジュラスbの比b/aを1.2以上にした重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
IPC (10件):
B60C 15/00 ,  B29D 30/32 ,  B60C 1/00 ,  B60C 9/04 ,  B60C 9/08 ,  C08L 21/00 ,  C08L 23/00 ,  C08L 77:00 ,  C08L 29:04 ,  C08L 1:00
FI (7件):
B60C 15/00 A ,  B29D 30/32 ,  B60C 1/00 C ,  B60C 9/04 D ,  B60C 9/08 E ,  C08L 21/00 ,  C08L 23/00
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭61-110608
  • ゴム補強用短繊維
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-157398   出願人:株式会社クラレ
  • 繊維補強ゴム成型物の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-218419   出願人:株式会社クラレ
全件表示

前のページに戻る