特許
J-GLOBAL ID:200903019177489164

薬液注入装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-087295
公開番号(公開出願番号):特開平9-248337
出願日: 1996年03月15日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 薬液バックをスタンド等の支柱に吊さなくても薬液の投与ができ、しかも市販の薬液バックを用いても薬液の流量を最初から最後までできるだけ一定にすることができるようにした薬液注入装置を提供する。【解決手段】 薬液バックの収納容器12内に圧板16を配置し、薬液バック中の薬液の流出に伴って圧板16が移動するとき、圧板16の移動に伴って押圧力が増大する押圧手段を設ける。押圧手段としては、圧板16と収納容器12内壁との間に圧板16に対して傾動可能に配置されたリンク17a,17bと、このリンク17a,17bの圧板16に対する角度を大きくするように付勢する第1弾性手段25と、圧板16を直接押圧する第2弾性手段26とからなり、圧板16の移動に対し、第1弾性手段25及びリンク17a、17bによる押圧力の増大量が、第2弾性手段26による押圧力の減少量よりも大きくなるようにしたものが好ましい。
請求項(抜粋):
(A) 開閉可能な蓋を有する収納容器と、(B) 前記収納容器内に収納される薬液バックと、(C) 前記薬液バックを圧板を介して押圧する押圧手段とを備え、前記薬液バックに接続されるチューブを通して薬液を投与する薬液注入装置において、前記押圧手段は、前記圧板と前記収納容器内壁との間に傾動可能に配設されたリンクと、このリンクの前記圧板に対する角度を大きくするように付勢する第1弾性手段と、前記圧板を前記薬液バックに向けて直接押圧する第2弾性手段とで構成されており、前記薬液バック中の薬液を流出させるのに必要な前記圧板の移動に対し、前記リンク及び前記第1弾性手段による押圧力の増大量が、前記第2弾性手段による押圧力の減少量よりも大きくなるように設定されていることを特徴とする薬液注入装置。

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