特許
J-GLOBAL ID:200903019188204781

電気コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-518280
公開番号(公開出願番号):特表平10-510662
出願日: 1995年12月15日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】少なくとも1つの軸方向の空洞(3)を有する絶縁ケーシング(2)と、第1の保持手段(18)により前記空洞(3)内に保持される電気的端子(4)と、第2の保持部材(25)とを具備し、該第2の保持部材が、前記第1の保持手段(18)により端子(4)の正しい係合を確保しかつ端子(4)の解放を防止するために、ケーシング(2)にスナップ式に係合する第1の可動部材(26)を具備し、前記第2の保持部材(25)に、前記端子(4)が前記第1の保持手段(18)により正確に係合されない場合に、前記空洞(3)から端子を少なくとも部分的に排出するように、前記第1の可動部材(26)と前記端子(4)との間に挟まれ、かつ、前記第1の可動部材(26)により推力がかけられたときに前記端子(4)と協動する第2の可動部材(44)をも設け、前記第1の可動部材(26)に、端子(4)が前記第1の保持手段(18)によって正確に係合された場合に、前記第2の可動部材(44)から解放される弾性変形部分(36)を設けることにより電気コネクタ(1)を構成する。
請求項(抜粋):
1) 少なくとも1つの軸方向の空洞(3)を有する絶縁ケーシング(2)と、該空洞(3)内に収容される少なくとも1つの電気的端子(4)と、前記空洞(3)内に前記端子(4)を保持するための第1の保持手段(18)と、第2の保持手段(25)とを具備し、該第2の保持手段(25)が、前記第1の保持手段(18)により前記端子(4)の正確な係合を確保しかつ解放を防止するために、前記ケーシング(2)に対して閉位置にスナップ式に係合し、かつ、前記閉位置において、前記第1の保持手段(18)と協動するように設計された少なくとも1つの第1の可動部材(26)を具備し、 前記第2の保持手段(25)が、前記端子(4)が前記第1の保持手段(18)により正確に係合されない場合に、前記端子(4)を前記空洞(3)から少なくとも部分的に排出するように、前記第1の可動部材(26)が前記閉位置に向けて移動されたときに、前記第1の可動部材(26)と前記端子(4)との間に挟まれ、かつ、前記第1の可動部材(26)に印加された推力を前記端子(4)に伝達するように設けられた少なくとも第2の可動部材(44)を具備し、 前記第1および前記第2の可動部材(26,44)に、前記推力がかけられたときに相互に協動する係合部(36,46)がそれぞれ設けられ、 前記端子(4)が前記第1の保持手段(18)により正確に係合された場合に、前記端子(4)から前記第1の可動部材(26)を解放するために、前記係合部の少なくとも一方が、前記推力により弾性変形させられることを特徴とする電気コネクタ。 2) 前記第1の可動部材(26)が、前記ケーシング(2)と一体化され、かつ、該ケーシング(2)にヒンジ結合されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。 3) 前記第2の可動部材(44)が、前記ケーシング(2)と一体化され、かつ、該ケーシング(2)にヒンジ結合されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネクタ。 4) 前記第2の可動部材(44)が、相互に間隔を空けて配置され、かつ、前記端子(4)の各側部停止面(16)と協動する、前記一対の係合部分(46)を具備することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のコネクタ。 5) 前記第1の可動部材(26)の前記係合部(36)が、前記第2の可動部材(44)の前記係合部(46)の間を少なくとも部分的に貫通し、かつ、該係合部(46)と摩擦により協動するように設計された一対の柔軟な腕部(37)を具備することを特徴とする請求項4記載のコネクタ。 6) 前記腕部(37)に、傾斜した収束面(40)を外側に有する端部(39)がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項5記載のコネクタ。
FI (2件):
H01R 13/42 E ,  H01R 13/42 B

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