特許
J-GLOBAL ID:200903019195000962
ゆがみ及びねじれに対する耐久性を有する流体ロータリーシャフトシール
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡田 英彦 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-504492
公開番号(公開出願番号):特表平11-508671
出願日: 1996年06月21日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】潤滑剤の保持と周囲環境の排除に適した流体潤滑式のスクイーズパッキンタイプのロータリーシャフトシールであり、弾性を有する一つあるいは複数の突起部200を有している。この突起部はグランド壁と協働して、非加圧及び低圧力の潤滑剤保持において設置溝104の中でシールをまっすぐに保持する。それによって、周囲環境の中に存在する研磨性の汚染物質の侵入によって引き起こされるゆがみにより生じる摩耗を防止する。また、突起部は設置用のグランド内におけるシールの傾きを防止する半径方向のベヤリングとしても作用する。
請求項(抜粋):
第1及び第2の離間されたシール溝壁と周辺のシール溝壁とによって限定されたハウジングの円形のシール溝の中に受容可能に設定され、このハウジングとハウジング内部の相対的に回転する表面とのシールを行うためのゆがみ及びねじれに対して耐久性を有するロータリーシールであって、(a)弾性材料から形成された円形本体と、(b)前記弾性材料から形成された円形本体から半径方向に延びる少なくとも一つの円形の動的シーリング突起部と、(c)弾性部材と、(d)ベヤリング手段と、 を有し、前記円形本体が前記ハウジングの前記シール溝の中に受容可能に設定されるとともに第1及び第2の軸方向端部を形成し、前記動的シーリング突起部が前記相対的に回転する表面とシール係合し、前記弾性部材が前記第1の軸方向端部から軸方向に突出して前記第1のシール溝壁と係合するとともに前記第2の軸方向端部を前記第2のシール溝壁と係合させた状態に維持し、それによって前記シール溝内における前記ロータリーシールのゆがみを防止し、前記ベヤリング手段が前記弾性材料の円形本体から半径方向に突出するとともに前記第1の軸方向端部の領域に配置されることによって前記相対的に回転する表面と動的ベヤリング係合し、それによって前記シール溝内における前記ロータリーシールのねじれを防止しているロータリーシール。
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