特許
J-GLOBAL ID:200903019202507385

金属配位化合物、発光素子及び表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 敬介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-156586
公開番号(公開出願番号):特開2003-342284
出願日: 2002年05月30日
公開日(公表日): 2003年12月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 新規な発光材料を提供し、それによって高効率発光で、長い期間高輝度を保ち、長波長化が可能な発光素子及び表示装置を提供する。【解決手段】 一般式(1)で示されることを特徴とする金属配位化合物。MLmL’n (1)[式中MはIrまたはPtの金属原子であり、LおよびL’は互いに異なる二座配位子を示す。mは1または2または3であり、nは0または1または2である。ただし、m+nは2または3である。部分構造MLmは一般式(2)で示され、部分構造ML’nは一般式(3)または(4)で示される。X及びX′は、Nを介して金属原子Mに結合した置換基を有していてもよい環状基、YはCを介して金属原子Mに結合した置換基を有していてもよい環状基、Zは置換基を有していてもよい環状基、Aはアルキル基、窒素等、Eは単結合、アルキレン基等、G,G′及びJは水素原子、アルキル基等である。]
請求項(抜粋):
下記一般式(1)で示されることを特徴とする金属配位化合物。MLmL’n (1)[式中MはIrまたはPtの金属原子であり、LおよびL’は互いに異なる二座配位子を示す。mは1または2または3であり、nは0または1または2である。ただし、m+nは2または3である。部分構造MLmは下記一般式(2)で示され、部分構造ML’nは下記一般式(3)または(4)で示される。【化1】NとCは、窒素および炭素原子である。X及びX’は窒素原子を介して金属原子Mに結合した置換基を有していてもよい環状基であり、Yは炭素原子を介して金属原子Mに結合した置換基を有していてもよい環状基であり、Zは置換基を有していてもよい環状基である。これら環状基の置換基はハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ジ置換アミノ基{該置換基はそれぞれ独立して置換基を有していてもよいフェニル基、ナフチル基(該置換基はハロゲン原子、メチル基またはトリフルオロメチル基または炭素原子数1から8の直鎖状または分岐状のアルキル基であり、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。)または炭素原子数1から8の直鎖状または分岐状のアルキル基であり、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。}、炭素原子数1から20の直鎖状または分岐状のアルキル基{該アルキル基中の1つもしくは隣接しない2つ以上のメチレン基は-O-、-S-、-CO-、-CO-O-、-O-CO-、-CH=CH-、-C≡C-で置き換えられていてもよく、該アルキル基中の1つもしくは2つ以上のメチレン基は置換基を有していてもよい2価の芳香環基(該置換基はハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、炭素原子数1から20の直鎖状または分岐状のアルキル基(該アルキル基中の1つもしくは隣接しない2つ以上のメチレン基は-O-、-S-、-CO-、-CO-O-、-O-CO-、-CH=CH-、-C≡C-で置き換えられていてもよく、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。)を示す。)で置き換えられていてもよく、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。}、置換基を有していてもよいアリール基(該置換基はハロゲン原子、メチル基またはトリフルオロメチル基または炭素原子数1から8の直鎖状または分岐状のアルキル基であり、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。)から選ばれる。また、隣接する置換基は結合して環構造を形成してもよい。XとY、XとZは、A原子またはA原子団を介した共有結合によって結合している。Aは、CR、N、B、SiR’であり、R、R’は、水素原子、置換基を有していてもよいアリール基(該置換基はハロゲン原子、メチル基またはトリフルオロメチル基または炭素原子数1から8の直鎖状または分岐状のアルキル基であり、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。)、または炭素原子数1から20の直鎖状または分岐状のアルキル基{該アルキル基中の1つもしくは隣接しない2つ以上のメチレン基は-O-、-S-、-CO-、-CO-O-、-O-CO-、-CH=CH-、-C≡C-で置き換えられていてもよく、該アルキル基中の1つもしくは2つ以上のメチレン基は置換基を有していてもよい2価の芳香環基(該置換基はハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、炭素原子数1から20の直鎖状または分岐状のアルキル基(該アルキル基中の1つもしくは隣接しない2つ以上のメチレン基は-O-、-S-、-CO-、-CO-O-、-O-CO-、-CH=CH-、-C≡C-で置き換えられていてもよく、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。)を示す。)で置き換えられていてもよく、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。}から選ばれる。YとZは、E原子またはE原子団を介した共有結合によって結合している。Eは、単結合または炭素原子数1から4の直鎖状または分岐状アルキレン基(該アルキレン基中の1つのメチレン基は-O-、-S-、-CO-、-CO-O-、-O-CO-、-CH=CH-、-C≡C-で置き換えられていてもよく、該アルキレン基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。)から選ばれる。G,G’およびJはそれぞれ独立して炭素原子数1から20の直鎖状または分岐状のアルキル基{該アルキル基中の1つもしくは隣接しない2つ以上のメチレン基は-O-、-S-、-CO-、-CO-O-、-O-CO-、-CH=CH-、-C≡C-で置き換えられていてもよく、該アルキル基中の1つもしくは2つ以上のメチレン基は置換基を有していてもよい2価の芳香環基(該置換基はハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、トリアルキルシリル基(該アルキル基はそれぞれ独立して炭素原子数1から8の直鎖状または分岐状のアルキル基である。)、炭素原子数1から20の直鎖状または分岐状のアルキル基(該アルキル基中の1つもしくは隣接しない2つ以上のメチレン基は-O-、-S-、-CO-、-CO-O-、-O-CO-、-CH=CH-、-C≡C-で置き換えられていてもよく、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。)を示す。また、隣接する置換基は結合して環構造を形成してもよい。)で置き換えられていてもよく、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。}、ジ置換アミノ基{該置換基はそれぞれ独立して置換基を有していてもよいフェニル基、ナフチル基(該置換基はハロゲン原子、メチル基またはトリフルオロメチル基である。)または炭素原子数1から8の直鎖状または分岐状のアルキル基であり、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。}、置換基を有していてもよいアリール基(該置換基はハロゲン原子、メチル基またはトリフルオロメチル基または炭素原子数1から8の直鎖状または分岐状のアルキル基であり、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子に置換されていてもよい。)から選ばれる。また、Jは水素原子であってもよい。]
IPC (3件):
C07F 15/00 ,  C09K 11/06 660 ,  H05B 33/14
FI (3件):
C07F 15/00 E ,  C09K 11/06 660 ,  H05B 33/14 B
Fターム (9件):
3K007AB02 ,  3K007AB03 ,  3K007DB03 ,  4H050AA01 ,  4H050AA03 ,  4H050AB91 ,  4H050WB11 ,  4H050WB13 ,  4H050WB21

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