特許
J-GLOBAL ID:200903019203647830

電歪効果素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内原 晋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-153657
公開番号(公開出願番号):特開平5-003351
出願日: 1991年06月26日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【構成】シート状の圧電セラミック部材1aと内部電極導体2とが交互に積層された積層焼結体と、その積層焼結体の対向する1対の側面にそれぞれ露出する内部電極導体2の一方を各側面において一層おきに絶縁するガラス絶縁膜3と、内部電極導体2の露出する他方の端面を電気的に接続して2つのくし歯形電極を構成する1対の外部電極導体4を含む電歪効果素子において、前記外部電極導体4には電気的にリード線5,6が接続導出され、リード線の導出された電歪効果素子の表面には絶縁樹脂層7が形成され、前記絶縁樹脂層表面が活性化され、前記活性化された絶縁樹脂層7上には無電解めっき法により形成されためっき層8とを有している。【効果】電歪効果素子の外周面が絶縁性めっき活性層又は表面が活性化された絶縁樹脂層とその上に形成されためっき層で覆われた密封構造を有するので外気からの湿気の侵入を防ぐことができ、耐湿負荷寿命などの信頼性が大幅に向上する。また、安価,小型化も達成できる。
請求項(抜粋):
シート状の圧電セラミック部材と内部電極導体とが交互に重ね合わされた積層焼結体と、前記積層焼結体の対向する1対の側面にそれぞれ露出する内部電極導体の一方を各側面において一層おきに絶縁する絶縁層と、内部電極導体の露出する他方の端面を電気的に接続して2つのくし歯形電極を構成する1対の外部電極導体を含む電歪効果素子において、前記電歪効果素子の外周面に形成された絶縁性めっき活性層又は表面が活性化された絶縁樹脂層と、前記絶縁性めっき活性層又は表面が活性化された絶縁樹脂層の表面に形成されためっき層とを有することを特徴とする電歪効果素子。

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