特許
J-GLOBAL ID:200903019205205096
疲労強度に優れた厚鋼板とその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田中 久喬 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-041389
公開番号(公開出願番号):特開2003-239036
出願日: 2002年02月19日
公開日(公表日): 2003年08月27日
要約:
【要約】【課題】 母材の耐疲労き裂伝播特性が優れた溶接構造物用厚鋼板を、特殊なあるいは高価な合金元素の多量添加や、生産性の劣る、あるいは複雑な製造方法によらずに、また、引張強度や鋼板板厚に大きな制限を受けずに得る。【解決手段】 C、Si、Mn、Al、Nを適正量含有し、さらに必要に応じて、Ni、Cu、Cr、Mo、W、Ti、V、Nb、Zr、Ta、B、Mg、Ca、REM、を含有し、且つ、フェライトと、ベイナイトあるいはマルテンサイトあるいは両者の混合組織からなる硬質第二相とから構成される組織を有する厚鋼板において、鋼板表面に平行な断面における硬質第二相が、分率:20〜80%、平均ビッカース硬さ:250〜800、平均円相当径:10〜200μm、硬質第二相間の最大間隔:500μm以下、の条件を全て満たすことによって、母材の疲労き裂進展を著しく遅延させて、継手の疲労強度を向上させる。
請求項(抜粋):
質量%で、C :0.04〜0.3%、Si:0.01〜2%、Mn:0.1〜3%、Al:0.001〜0.1%、N :0.001〜0.01%を含有し、不純物として、P:0.02%以下、S :0.01%以下を含有し、残部が鉄及び不可避不純物からなり、少なくともフェライトと硬質第二相とを含む組織を有し、且つ、表面に平行な断面組織において前記硬質第二相が下記?@〜?Cの条件を全て満たしている厚鋼板において、前記硬質第二相の組織がベイナイト、マルテンサイトのいずれか又は両者の混合組織からなることを特徴とする疲労強度に優れた厚鋼板。?@硬質第二相の分率:20〜80%?A硬質第二相の平均ビッカース硬さ:250〜800?B硬質第二相の平均円相当径:10〜200μm?C硬質第二相間の最大間隔:500μm以下
IPC (4件):
C22C 38/00 301
, C21D 8/02
, C22C 38/06
, C22C 38/58
FI (4件):
C22C 38/00 301 A
, C21D 8/02 B
, C22C 38/06
, C22C 38/58
Fターム (38件):
4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA04
, 4K032AA05
, 4K032AA08
, 4K032AA11
, 4K032AA12
, 4K032AA14
, 4K032AA15
, 4K032AA16
, 4K032AA17
, 4K032AA19
, 4K032AA20
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA23
, 4K032AA24
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA32
, 4K032AA33
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032AA37
, 4K032AA39
, 4K032AA40
, 4K032BA01
, 4K032CA01
, 4K032CA02
, 4K032CA03
, 4K032CB01
, 4K032CB02
, 4K032CC02
, 4K032CC03
, 4K032CC04
, 4K032CD02
, 4K032CF03
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