特許
J-GLOBAL ID:200903019205493016

6気筒内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-266456
公開番号(公開出願番号):特開平5-106449
出願日: 1991年10月15日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】広範囲の回転数域にわたり、吸気効率及び機関出力を向上させる。【構成】V型6気筒エンジン1の制御装置は、可変バルブタイミング機構51,52と、回転数センサ71と、絶対圧センサ72と、排気通路C途中の断面積拡大部44と、連通管45内の排気制御弁46と、可変バルブタイミング機構51,52及び排気制御弁46を制御するCPU74とを備えている。CPU74は、回転数センサ71によるエンジン回転数NEが予め定めた第1の回転数α以上のとき、及びその第1の回転数αよりも低い第2の回転数β以下のときには、排気制御弁46を開弁させることにより、圧力波及び負圧波の伝播経路の長さを所定長さとする。また、CPU74はエンジン回転数NEが前記第2の回転数βよりも高くかつ前記第1の回転数αよりも低いときには、排気制御弁46を閉弁させることにより、前記伝播経路の長さを前記所定長さよりも長くする。
請求項(抜粋):
6つの気筒を有する内燃機関に設けられ、同内燃機関の燃焼室への吸気通路を開閉する吸気バルブ、及び燃焼室からの2つの排気通路を開閉する排気バルブのうち少なくともいずれか一方のバルブのバルブタイミングを調整するための可変バルブタイミング機構と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段による内燃機関の運転状態に応じて前記バルブの目標バルブオーバーラップを算出し、実際のバルブオーバーラップがその目標バルブオーバーラップとなるように前記可変バルブタイミング機構を制御するタイミング制御手段と、前記排気通路に設けられ、前記各気筒における爆発・排気行程でのブローダウンにより発生し、かつ前記排気通路内を伝播する圧力波の向きを反転させて前記気筒の排気バルブへ向かう負圧波とするための断面積拡大部と、前記断面積拡大部よりも上流側において両排気通路間を連通させる連通路に開閉可能に設けられ、その開閉動作にて同連通路での前記圧力波の向きの反転を許容又は阻止するための排気制御弁と、前記内燃機関の機関回転数を検出する回転数検出手段と、今回爆発する気筒でのブローダウンに基づく負圧波又は次回爆発する気筒でのブローダウンに基づく負圧波を、前記可変バルブタイミング機構によるバルブオーバーラップ時において、今回爆発する気筒の排気バルブまで到達させるべく、前記回転数検出手段による機関回転数が予め定めた第1の回転数以上のとき、及びその第1の回転数よりも低い第2の回転数以下のときには、前記排気制御弁を開弁させることにより、前記圧力波及び負圧波の伝播経路の長さを所定長さとし、前記回転数検出手段による機関回転数が前記第2の回転数よりも高くかつ前記第1の回転数よりも低いときには、前記排気制御弁を閉弁させることにより、前記伝播経路の長さを前記所定長さよりも長くする開閉制御手段とを備えたことを特徴とする6気筒内燃機関の制御装置。
IPC (4件):
F02B 27/06 ,  F01L 1/34 ,  F01N 7/10 ,  F02D 13/02

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