特許
J-GLOBAL ID:200903019215649642

無線通信装置及びこれに用いる集積回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 外川 英明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-288580
公開番号(公開出願番号):特開2000-124829
出願日: 1998年10月12日
公開日(公表日): 2000年04月28日
要約:
【要約】【課題】 装置の内部周波数構成の複雑さと、これに起因する部品点数の増加を最小限にすることが可能な無線通信装置及びこれに用いる集積回路を提供する。【解決手段】 マルチバンド、マルチモード無線通信装置で、RFローカルシンセサイザ17の発振周波数を、可変分周器22で、通信モードにより分周比を変えて使用する。受信中間周波数を、各通信帯域で等しくし、同じ変調方式の場合は受信中間周波数フィルタ5および受信中間周波数可変利得増幅器6を共用する。また、直交変調用ローカルシンセサイザ20の発振周波数も、通信モードにより分周比を変えて使用する。更に、送信中間周波数可変利得増幅器12および送信中間周波数フィルタ13を、各通信帯域で異なる送信中間周波数で共用する。
請求項(抜粋):
第1の通信帯域を用いて通信を行う第1の通信モードと、第1の通信帯域より周波数の低い第2の通信帯域で第1の通信モードと略同じ変調信号方式を用いて通信を行う第2の通信モードのうち、いずれかの通信モードを選択的に用いて通信を行うことのできる無線通信装置であって、その受信部は、第1の通信モードでは第1の通信帯域の受信信号を、第1のローカル信号を用いて第1の受信中間周波数にダウンコンバートし、第2の通信モードでは第2の通信帯域の受信信号を、第2のローカル信号を用いて第2の受信中間周波数にダウンコンバートし、また、その送信部は、第1の通信モードでは第1の送信中間周波数信号を、前記第1のローカル信号を用いて第1の通信帯域にアップコンバートし、第2の通信モードでは第2の送信中間周波数信号を、前記第2のローカル信号を用いて第2の通信帯域にアップコンバートし、前記第1および第2の送信中間周波数信号は送信べースバンド複素信号周波数信号を、それぞれ第3および第4のローカル信号によって直交変調して生成する機能を有する無線通信装置において、前記第1および第2のローカル信号は、第1の発振器の出力信号を第1の可変分周器により、それぞれk分周およびl分周(k、lは正の整数)したものを用い、かつ前記第1の受信中間周波数と第2の受信中間周波数を等しく設定し、かつ前記第1の送信中間周波数と第2の送信中間周波数を整数比n:m(m、nは正の整数)の関係に設定し、前記第3および第4のローカル信号は、第2の発振器の出力信号を第2の可変分周器により、それぞれm分周およびn分周したものを用いることを特徴とする無線通信装置。
Fターム (7件):
5K011BA09 ,  5K011DA03 ,  5K011DA08 ,  5K011DA11 ,  5K011DA27 ,  5K011JA01 ,  5K011KA01
引用特許:
審査官引用 (2件)

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