特許
J-GLOBAL ID:200903019216765646

流体の流速計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 工業技術院電子技術総合研究所長 (外3名) ,  鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-346094
公開番号(公開出願番号):特開平5-180673
出願日: 1991年12月27日
公開日(公表日): 1993年07月23日
要約:
【要約】【目的】 管路内の流体の流速を電気的な検出手段を直接用いずに計測する方法として、管路内で発生させたカルマン渦の周波数を偏波保持光ファイバを用いて光学的に測定し、火気に対して安全な計測方法を確立する。【構成】 管路1内にカルマン渦発生体として円柱2を設け、その下流に光ファイバセンサ3を設ける。光ファイバセンサ3は、偏波保持光ファイバが用いられ、この光ファイバセンサ3に波長630mmのヘリウムネオンレーザ(HeNeレーザ)によるレーザ光源4からレーザ光を1/4波長板5を介して入射し、振動により位相差の生じた直交するX偏波とY偏波の2偏波モード光の位相差の変化を検光子8を介して受光素子9に入射し、検出回路10で検出した電気信号をスペクトラムアナライザ11で周波数分析することにより計測し、渦の周波数を測定することにより流速を求める。上記では感度を向上させるためカルマン渦発生体を光ファイバセンサとは別に設けたが必ずしも必要としない。
請求項(抜粋):
管路内に偏波保持光ファイバセンサを配設し、管路内に流体を流してカルマン渦を発生させ、直交する2偏波モードの光を上記光ファイバセンサに入射しその光モードが渦によって生ずる曲げ振動により変化して生ずる両モードの位相差が変化するその周波数を検知することによって渦の周波数を求め、これに基づいて流速を計測することから成る流体の流速計測方法。
IPC (3件):
G01F 1/32 ,  G01P 5/01 ,  G02B 6/00

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