特許
J-GLOBAL ID:200903019217003553

デルタシグマ領域において信号処理回路を作成する方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-605907
公開番号(公開出願番号):特表2002-539740
出願日: 1999年03月17日
公開日(公表日): 2002年11月19日
要約:
【要約】 本発明は、デルタシグマ領域における回路の設計および製造を可能にする、一般化されたシステムおよび方法を提供することに向けられている。例示的な実施形態によれば、こういったシステムの枠組みは、多数の入力を受け取ることができ、ランダムに連鎖させることができる、一般化された演算子のライブラリをベースにしている。さらに、こういった演算子は、妥当な(例えば、有界のかつ/または安定した)結果を保証しデルタシグマ領域内で閉包を提供するように、すなわち、デルタシグマ領域において妥当な中間結果を作成するように、特に構成されている。線形演算子は、以下の少なくとも2つの基準に従うことによって、閉包を提供するように、構成されている。すなわち、(1)線形演算子に関して、数学的関数を実施するのに用いる演算子の一部の(a)入力と、(b)出力、のうちの少なくとも1つがスケーリングされ(例えば、正規化され)て、妥当な結果を保証する、および、(2)それぞれの数学的演算からの出力が、デルタシグマ領域において単一のビットストリームに再変調される。さらに、乗算演算子等の非線形演算子は、デルタシグマ領域において妥当な結果を作成することを意図して構成されている。例えば、乗算器等の非線形演算子に関して、少なくとも1つのオペランドは、非デルタシグマ入力(すなわち、量子化ノイズがない)であるように制限されている。線形演算子と同様に、数学的演算を実施するのに用いる非線形演算子の一部からの出力は、デルタシグマ領域において単一のビットストリームに再変調される。
請求項(抜粋):
デルタシグマ領域においてデジタル信号処理を実施するライブラリにおいて、 少なくとも2つの関数演算子であって、該演算子のそれぞれは、前記デルタシグマ領域において妥当な結果を作成するスケーリングされる入力とスケーリングされる出力のうちの少なくとも1つを有し、それぞれの前記少なくとも2つの関数演算子はさらに、前記デルタシグマ領域において1ビットのサンプルの少なくとも1つのビットストリーム出力を作成する再変調器を含む、関数演算子と、 それぞれの前記少なくとも2つの関数演算子を、該少なくとも2つの関数演算子をアナログ関数に相関させるアナログ論理トランスレータに選択的に供給する、出力とを含むライブラリ。
Fターム (9件):
5J064BA03 ,  5J064BA06 ,  5J064BB02 ,  5J064BB07 ,  5J064BC03 ,  5J064BC14 ,  5J064BC17 ,  5J064BC25 ,  5J064BD01
引用文献:
審査官引用 (4件)
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