特許

J-GLOBAL ID：200903019219434772

スピネル型フェライト

発明者： 仁平 義人 ,  高橋 幸雄
出願人/特許権者： ティーディーケイ株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-079283
公開番号（公開出願番号）：特開平10-279312
出願日： 1997年03月31日
公開日（公表日）： 1998年10月20日
要約：

【要約】【課題】スピネル型フェライト材料の製造方法において、仮焼成後の後、微細な粒形を有するスピネル型フェライト材料を得るために必要な製造方法の提供を目的とし、該スピネル型フェライト材料を用いることで本焼成前の粉砕・乾燥工程を削除し、工程の簡略化を目的とするものである。【解決手段】本発明にかかるスピネル型フェライト材料は、原材料としてFe3O4とNiO、ZnO、CuO 、MgO、MnO2の群から選択した少なくとも1種を混合して主成分とし、さらに塩化物原料と、酸化物原料であるV2O5、PbO、Bi2O3のうちの少なくとも1種とを混合し、500〜700°Cで仮焼成を行うことにより比表面積が3〜10(m2/g)の微細粒子を得ることができる。これにより、後工程で粉砕・乾燥工程を削除することができ、従来と比べ工程数の簡略化を図ることができる。

請求項（抜粋）：

原材料としてFe3O4とNiO、ZnO、CuO 、MgO、MnO2の群から選択した少なくとも1種を混合し、さらに塩化物原料と、酸化物原料であるV2O5、PbO、Bi2O3のうちの少なくとも1種とを混合し、その後500〜700°Cで仮焼成を行うことにより、比表面積が3〜10(m2/g)の微細粒子形状のスピネル型フェライト材料を製造する製造方法。

IPC (3件)：

C01G 49/00 ,  C04B 35/622 ,  H01F 1/34

FI (3件)：

C01G 49/00 A ,  C04B 35/26 A ,  H01F 1/34 Z