特許
J-GLOBAL ID:200903019240472935

原色変換式決定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横川 邦明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-285423
公開番号(公開出願番号):特開平5-227423
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1993年09月03日
要約:
【要約】【目的】 視覚の三刺激値を分解原色の量に変換するための変換式を決定するに際して、実用上精度が十分であり、計算負荷を低減できる変換式決定方法及び装置を提供する。【構成】 サンプルから実測した三刺激値に基づいて重回帰モデル式から算出される分解原色の量の近似値c’,m’,y’と、実際に与えられた分解原色の量c,m,yとの間の均等色空間座標上における平均色差を求め、それが予め設定した目標色差以下になるように、説明変数候補群X2,Y2,Z2 ......から説明変数を1つづつ順々に選択して重回帰モデル式内に組み込み、目標色差以下になったときの重回帰モデル式を変換式として決定する。
請求項(抜粋):
再現させる色として視覚の三刺激値又はそれを変換することによって得られる任意の色特定要素が与えられたとき、その色を再現するための分解原色の量の組合せを求めるための式を決定する原色変換式決定方法において、分解原色の量(c,m,y)を種々組み合わせたサンプルから、各分解原色に対応する再現色の三刺激値又は上記色特定要素を実測し、分解原色の量をそれぞれ目的変数とした基本となる重回帰モデル式を設定し、視覚の三刺激値又は上記色特定要素に基づいて作成された複数個の説明変数から成る説明変数の候補群を設定し、説明変数の候補群の中から1つの説明変数を選択して重回帰モデル式を変更し、与えた分解原色の量とそれに対応して実測された三刺激値又は上記色特定要素とから重回帰分析を行ない、重回帰モデル式の係数を求め、その重回帰モデル式により各サンプルの実測した三刺激値又は上記色特定要素に対する分解原色の量の近似値(c’,m’,y’)を求め、その近似値と、実際に与えられた分解原色の量(c,m,y)とから、再現される色の色差を均等色空間上で予測し、その色差が目標色差以下になるように、上記説明変数候補群の中から説明変数を選択して重回帰モデル式に組み入れ、その組み入れ後の重回帰モデル式を分解原色の量の組合せを求めるための変換式として決定することを特徴とする原色変換式決定方法。
IPC (4件):
H04N 1/40 ,  G03F 3/00 ,  G06F 15/66 310 ,  H04N 1/46

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