特許
J-GLOBAL ID:200903019242087796

組合せオイルリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-020468
公開番号(公開出願番号):特開平9-196173
出願日: 1996年01月11日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 組合せオイルリングのスペーサエキスパンダの耐久性を改善し、圧縮点火機関にも適用可能な組合せオイルリングを提供する。【解決手段】 組合せオイルリング4は上下一対のサイドレール5,6と、スペーサエキスパンダ7と、コイルエキスパンダ8とからなる。サイドレール5,6はマルテンサイト系ステンレス鋼からなり、ガス窒化処理を施してある。スペーサエキスパンダ7はオーステナイト系ステンレス鋼からなり、断面が略コ字形状で、全表面に形成されている軟窒化層20上の外周面にイオンプレーティングによって硬度HV1300〜2000の硬さのCr2 N皮膜21を3〜30μmの厚さで形成してある。内周面の軟窒化層20上にNi系複合めっき皮膜あるいはCr2 N皮膜を形成する場合もある。コイルエキスパンダ8はオーステナイト系ステンレス鋼からなり、タフトライド処理を施してある。
請求項(抜粋):
上下一対のサイドレールと、これらのサイドレールを押圧するサイドレール押圧片を有しているスペーサエキスパンダと、スペーサエキスパンダの内周側に配置されスペーサエキスパンダを押圧するコイルエキスパンダとからなる組合せオイルリングにおいて、前記スペーサエキスパンダのサイドレール押圧片がサイドレールと接触する部分にCr2 N皮膜を有しており、かつ、スペーサエキスパンダの内周のコイルエキスパンダと接触する部分に軟窒化層、窒化層、Ni系複合めっき皮膜、およびCr2 N皮膜の中のいずれかが形成されていることを特徴とする組合せオイルリング。
IPC (6件):
F16J 9/06 ,  F02F 5/00 301 ,  F16J 9/26 ,  C23C 14/32 ,  C23C 18/52 ,  C23C 28/00
FI (7件):
F16J 9/06 A ,  F16J 9/06 B ,  F02F 5/00 301 F ,  F16J 9/26 C ,  C23C 14/32 Z ,  C23C 18/52 A ,  C23C 28/00 A
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る