特許
J-GLOBAL ID:200903019243826576

衝撃吸収装置及びその装置を含むシート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠 ,  本田 淳 ,  池上 美穂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-123302
公開番号(公開出願番号):特開2009-286391
出願日: 2009年05月21日
公開日(公表日): 2009年12月10日
要約:
【課題】本発明は、所定値よりも大きい衝撃の場合に、シートの背もたれを前方へ傾斜させることを可能にする衝撃吸収装置を提供する。【解決手段】衝撃吸収装置は、プレート2及び吸収シャフト17を含み、プレート2は、ブレーキキャビティ9と、吸収シャフト17が挿通する穴5とを含み、穴5及びブレーキキャビティ9は、ブリッジ10によって分離され、ブリッジの寸法は、背もたれにかかる応力が所定値よりも大きい場合に破断するように設定されている。また、本発明は、乗り物用シート、より具体的には、航空機用シートに関し、その接合部には上記の装置が備えられている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
プレート(2)及び吸収シャフト(17)を含む衝撃吸収装置であって、前記プレート(2)がブレーキキャビティ(9)と前記吸収シャフト(17)が挿通する穴(5)とを含み、前記穴(5)と前記ブレーキキャビティ(9)とがブリッジ(10)によって分離されている衝撃吸収装置において、 前記穴(5)は、前記吸収シャフト(17)が配置される中央凹部(6)と、前記ブリッジ(10)を局所的に薄くする2つの上方亀裂発生領域(7)及び下方亀裂発生領域(8)とを含み、前記ブリッジ(10)は、2つの亀裂発生領域(7、8)のうち一方の高さ位置でより薄くされており、 前記ブリッジ(10)の寸法は、前記吸収シャフト(17)により所定値よりも大きい応力がかけられた場合、前記2つの亀裂発生領域のうち薄い方の亀裂発生領域の高さ位置で破断するように設定され、 前記ブレーキキャビティ(9)は、中央キャビティ(11)と、前記破断したブリッジ(10)を支持する格納領域(12)と、基準軸(14)に沿って延びると共に前記吸収シャフト(17)の直径よりも小さい幅(1)を有する変形可能領域(13)とを含み、前記変形可能領域(13)は、前記ブリッジ(10)が破断したときに前記吸収シャフト(17)を支持することを特徴とする衝撃吸収装置。
IPC (2件):
B60N 2/42 ,  B60N 2/20
FI (2件):
B60N2/42 ,  B60N2/20
Fターム (2件):
3B087BD01 ,  3B087CD03

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